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02/05/2005

スケジュール

今後の予定について先日お知らせしていますが、その後の変更があります。

変更 ベトナム貿易金融セミナー
2月18日(金)あるいは21日(月)開催 ベトナム中央銀行内での開催予定。

変更 ベトナム貿易金融最終会合
3月1,2あるいは3日開催予定(24日開催の可能性もありますが、一応3月初めの1−3日
のいずれかに誘導しています。)

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02/03/2005

調査と営業

当研究所の場合、調査といっても調査を開始するまでのスポンサーへの働きかけ、企画案などの作成・提出という部分に加え、調査自体が、営業的性格を持つ場合が多いと思います。

ふつう、総合シンクタンクが受注する案件では、いったん契約が結ばれるとそれに沿った仕事を行って報告書を提出しておしまい、というパターンになります。契約上も契約期間中に何回かドラフトを提出したり中間報告会を開いたりといった規定がある程度と思われます。

しかし、実際には、契約を結んでからも契約内容が実質的に変質することがあります。ASEAN事務局案件やアジア開銀案件では、形式上のスポンサー以外に、海外の当局関係者(財務省、中央銀行)、海外のシンクタンク、海外のコンサルタント、形式的には直接関係ないにしても日本の当局(財務省が基本ですが、アジア開銀の案件では日本銀行も登場)等々。これら複数関係者の意見、ノウハウ、それに何か方向性を変える必要性があるとして(方向性を変える必要性は、スポンサー側から持ち出されることもあれば、当研究所から持ち出すこともあります)どのような手順で誰の了解をもらっていくか、という作業が必要になります。

調査といっても調査報告書の原稿に情報を落とすのは最終段階です。むろんこのあたりの作業になれていない場合は、なかなか原稿に活字を落とせなくて心配になるケースもあると思います。しかし、そこに至る、関係者を動員し、その結果として情報を集める過程が大変重要であること、調査の命は営業ではないかと最近は考えています。調査=営業説と言ったら世のシンクタンク関係者は驚くでしょうか。

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成果物の質を維持すること

年々、よりレベルの高い成果物(報告書)が求められるようになってきています。それは色々な理由、背景に基づくものですし、委嘱を受ける先もASEAN事務局、アジア開発銀行と国際機関になってくると事情も異なります。

その中で必要なのは成果物、報告書の質的なレベルの維持です。

ではどうやって質的なレベルの維持を図るのでしょうか。

第一は、スポンサーの意向の尊重です。顧客満足と呼び変えても良いでしょう。ただ、その前提は顧客満足について顧客の動向をかぎ取るアンテナ、嗅覚がとぎすまされていることが必要です。必要とされる分野についての専門知識も必要でしょう。顧客が日本語ではなく英語を選好するのであれば英語の力も必要でしょう。

第二は、調査能力の向上です。これは人から言われて向上する部分はさほどなく、むしろ自分で心がけ磨いていく部分が大きいと思います。人のやり方を盗むことも必要でしょう。このあたりが上手な人はそこかしこにいます。

第三は、やはり時間をかけることです。残念ながら、作業にかける時間は絶対的に不足しています。特に、まだ調査になれていない人の場合はなおさらです。基本的な資料の読み込みなどには十分時間をかけることが必要です。

皆さんはどう思いますか?何か意見があれば聞かせてください。

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01/23/2005

コミュニケーション力

斉藤孝さんの書かれたものを最近いくつか読みました。その中に岩波新書で「コミュニケーション力」というのがあります。

当研究所の様に、実地調査で、現地の関係者と面談したり、現地の当局関係者とプロジェクトの進め方について議論をしながら進めていく場合には、相手とのコミュニケーションが非常に重要になります。一方的に、現地関係者にインタビューをしてそれを日本語の報告書に落とし、その内容について不審点も含めてインタビューした人達に確認もしないで一方的に報告書に書いてそれでおしまい、といった方法は国際通貨研の場合には、全く通用しません。

その場合に相手がどのような文脈で発言をしたのか、こちらのどの発言、問題提起に対してそのような発言をしたのか、というのは非常に重要なポイントです。文脈を無視してこちらの枠組みの中に相手の発言を組み入れるのは、非常に危険です。むろん、原稿に落とし整理する段階でそのような作業が必要なこともありますが、書いた本人は、恒にもともとどのような文脈で出てきた発言であるかを、少なくとも自分の備忘を見れば再現できることが必要だと思います。

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