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February 2008

02/24/2008

就活に役立つ 佐々木かをりの「今日の想い」:大学生向けの「就活に役立つ」時間管理講座、開催します

これは面白そうです。私自身は受講資格がありませんが、学生達に勧めなくては。

リンク: 佐々木かをりの「今日の想い」:大学生向けの「就活に役立つ」時間管理講座、開催します.

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expect immediately take offに思うこと

旬の時期を過ぎてしまいましたが、英語の聞き違いに関連して。

日本の航空会社の安全飛行には基本的に信頼を置いています。機体整備、乗員同士のコミュニケーション。ただ、一点不安なのは、操縦士の皆さんの英語コミュニケーション能力。これは離着陸で、異常な事態になった場合に大丈夫なんだろうかと。この点、アジア系の航空会社でもシンガポールや香港では欧米や豪州出身のパイロットが多いようなので、その点では安心です。

なぜ不安を抱くのか。英語が熟達している人もいるのではないか、という点ですが、乗客向けの英語のアナウンスが、乗客が日本人であることを前提にしているのです。香港やシンガポール系の航空会社でも機長のアナウンスは結構具体的かつ詳細で、時にユーモアに富んでいます。それが日本の航空会社にはないと思います。言い回しはいつも使い慣れたものでパターン化されていて、何か変わったものが飛び出す期待をほとんど抱かせません。日本人以外の乗客でも、日本の航空会社のファンがいるでしょうからそれは問題ないとして、日本以外の国から顧客を増やそうとするのであれば、工夫すべき箇所だと思います。

いつか、3年程度前でしょうか、マニラ行きの日本航空便、正確にはJal Waysの便に乗りましたが、日本人の乗客の一人が、機長のアナウンスが英語しかないのはおかしい、日本の航空会社だから日本語でアナウンスすべきだ、とキャビンアテンダントを捕まえてクレームしていました。あまり雰囲気も良くなかったのでアテンダントが謝るのを横で座視していましたが、その時は、まず、日本航空がコスト削減のために別会社で日本人以外のパイロットを雇って色々工夫していることと、自分としては日本人以外のパイロットの方が、特にマニラのように英語が上手な管制官相手では安心をもてること、の2点を感じていました。

まあアジアの飛行場では向こうもアジア人が多いのでアジア人同士の英語ということになってしまいますが。

さて、今回の英語もExpect immediately take offと管制官が話したことになっていますが、英語としてはExpect immediate take offではないのかなどとも思ってしまいます。どうなんでしょう。

リンク: asahi.com:JAL機、英語の指示聞き違え滑走か 新千歳空港 - 社会.

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新型のスパムメールでしょうか?

以下内容のメールをある知り合いからもらいました。そんなに懇意な人でもないので、まだ確認していませんが、日本語は何か直訳体で不自然に見えますし、スパムファイターというのをダウンロードする必要があるところで、何か危険を感じてしまいます。新型のスパムメールで要注意ということなんでしょうか?ご存じの向きがあればお教えいただけると助かります---。

<私の名前>

私は良質なスパムフィルタを使っています。おそらくあなたもそうしているでしょう。
あなたからのメールは全て受け取るように、私はあなたのメールアドレスをホワイトリストにのせました。

もしあなたも私のメールアドレス: <略>をスパムフィルタのホワイトリストに入れてもらえたら、とても有難く思います。

もしスパムフィルタをお使いになっていないのなら、SPAMfighterをおすすめします。SPAMfighterは、Outlook と Outlook Express用の、非常に効果的な無料のスパムフィルタです。

次のリンクで無料のSPAMfighterを手に入れることができます:
http://www.spamfighter.com/Pro

これからも、メールを通じて私たちが安全に連絡できるように、あなたが私のメールアドレスをホワイトリストにのせてくれることを願っています。

<名前>

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新型のスパムメールでしょうか?

以下内容のメールをある知り合いからもらいました。そんなに懇意な人でもないので、まだ確認していませんが、日本語は何か直訳体で不自然に見えますし、スパムファイターというのをダウンロードする必要があるところで、何か危険を感じてしまいます。新型のスパムメールで要注意ということなんでしょうか?ご存じの向きがあればお教えいただけると助かります---。

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起業経験

香港駐在のバリバリのサラリーマンから脱サラをしてほぼ20年の竹馬の友と水曜日に飲んだ。場所は戸越銀座。これが週後半の風邪につながっているのだが、それはさておき、色々インプット。

勤務先の学生にはいずれお店を持ちたいという学生を含め、起業を希望する向きが多い。ただ、起業に必要なスキル、経験を在学中に十二分に身につけているかというと、まだまだだろう。企業家の話を聞くのも勉強になるが、彼のような、文字通り個人で立ち上げた人の話を聞くのも大きな参考になりそう。今回の滞在中には実現できないかもしれないが、次回にでも実現したいと思う。

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備忘

  • このところ、打ち合わせの時間が長いような気がする。長い打ち合わせは、ブレーンストーミング的な色彩を持つと意味があると思うのだが、そうでもない。下手をすると同じ主張を各人が繰り返すことになりかねない。目標やそれに到達する手法についてコンセンサスが得られていないことと、現状への危機感の欠如といったことがあるのかもしれない。そういってみても仕様がないので、必要な貢献に心がけるつもり。
  • 今週は、何となくからだがだるく、睡眠時間も普段より長くなりがち。どうしたのかと思っていたところ、喉がいがらっぽく、最終的には、耳鼻科のお世話に。職場の近くに再新鋭の設備(と思われる)と腕の確かなクリニックの先生を発見した。薬を飲んで休養。ほとんど通常の風邪と同じ。

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山崎正和さん 文明としての教育 を読んで

旧満州での教育経験から説き起こす。このあたりは新聞の書評でも見た。しかし、本書のメーンテーマはむろん後半にあり、そこが彼自身の少年期の体験と呼応していくのが本書の魅力だろう。

教育には、読み書きそろばん等に絞って徹底的に叩き込むべき「伝統的教育」と、内発教育あるいは自由教育とでもいうべき「人文主義的教育」の2つがある。ただし、「人文主義的教育」も一種のしつけられた規律を持つ子供に対してのみ有効である。

この点、ソクラテスは、内発的教育、無知の自覚から出発したのに対して、プラトンは、内発的教育をみとめつつ国家による制度的教育を主張した。

教育は、国の統治行為であるが、サービスでもある。この区別、線引きは難しい。また、教育は国の統治行為であるとしたばあい、教育には文明、文化という2つの課題があることに要注意。

ソクラテスの主張とプラトンの主張は、対立するものではなく、むしろ補完子会うもの。プラトンは内発的教育を認めつつ、国家による制度的教育を主張したこれは、どのような創造的な知恵の営みも、職人的なわざの修練=本人にとっては外からの強制 から始まることを示している。

日本では、かつで本を読むことは朗誦すること、であり、書き言葉に基づいた話し言葉の教育がなされていた。この点、話し言葉は、職業的語り手によって作られてきた、これは型をきちんともつ表現手法である。しかし、明治時代、言文一致運動といっても、話し言葉が確立していない時期であった。話すように書くことを指導した。過去の伝統を断ち切った訳だ。なお、仮名遣いの再整備が必要であり、正書法をあらためて意識すべき。

歴史教育がナショナリズムと一体といった役割は終わった。狭義の文化的伝統を基盤とした愛国心の要請は、大国主義や排他主義につながる。
2006年10月に教育基本法の改正が行われた。ここで問題なのは、「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛すること」を教育の目標として掲げたこと。伝統と文化というのは大和文化と思われるが、これを愛国心に結びつけるのは問題。ここで尊重と愛することが単なる併記なら良いが。むしろ、現代の日本社会、すでに多様な要素を含んだ文化に対して向けられるべきもの。
国旗、国歌につしては、長く伝統的に重んじてきたものではなく、国歌及び国旗に関する法律(1999)で決議されたもので、各個人の内面の倫理の問題ではない。従って、公立学校での国旗掲揚と国歌斉唱は、各個人の内面の倫理の問題ではない。規範の問題。これは、娯楽であるスポーツ番組での国歌斉唱とは異なる。この点、「少なくとも行内で国法を尊重するふりをするのは当然の義務だと思う。」との意見が披露される。「ふり」というところがユーモアたっぷり。
この点、遵法教育を道徳教育から切り離し教室で教えるべき。これは制度上の規範教育だ。

規範は比較的教えやすい。しかし、内面の倫理の問題は難しい問題を持つ。倫理を中心とした道徳教育は学校の教育になじまない。もっとも、外側の教育と内側の倫理はそう劃然と区別できない側面もある。ただし、子供達に教えるべき大切なことは未だある。トイレ掃除がそれ。

日本語の「道徳」には(1)取引の倫理、(2)エートス(習慣、エトス、モラル、バーチュー)、(3)ウイルツース(美徳)の3つがある。ある種の(3)が自己犠牲を伴うと、その献身が(2)を変える力になる。

山崎さんは中学生が生理的には大きな変化を迎える時期であるが、今、中学校をどうするかが問題という。
第一に、先生が生徒と接触する時間が明らかに足りないとする。なぜなら、中学校の先生はそれぞれの教科の専門家として「認可」され、担任といってもホームルームのみ。従って、教科専門の教師は高校に上げること、同一の教師群が小・中学校両方の学校で教えることが考えられるとする。
第二に、中学校では部活動が大きなウエイトを占めるが、部活指導こそ、サービス教育であり、この点、(1)学外に出て社会全体の教育能力に中学生の教育をゆだねるべきであり、(2)学校の中に社会人を導入することも考えられる(若干の研修+いくばくかの報酬)とする。
第三に、義務教育の完成段階であるべきなのに、教育の通過点に変化している。やはり、全中学生に義務教育内容の完全な習得を求めるべき。これは通過儀礼(initiation)を復活させることでもある。
最後に、情報の氾濫から子供を隔離する必要、本を読ませる必要、先生達にノブレス・オブリージェ(高貴な義務)の感覚を是非身につけて欲しいこと、マスコミに期待すること、福祉と教育を混同すべきでないこと、等が語られる。

教育に対する厚い想いを語っているが、戦争直後の実体験に基づくところがユニーク。かつ、ゆとり教育とか昨今問題になっている角度とは違った角度からの分析が印象に残る。結論はかなりモデレートで首肯出来るところが多い。

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02/20/2008

JR東海葛西さん講演会

葛西敬之さんによる講演会に参加(主催は読売国際経済懇話会)。今回ほど、話を聞く前と後で物の見方の変わった講演会も少ない。理詰めのビジネス決定であること、活性度の低い日本の国内経済にあって新幹線のストックをよく引き継ぎ次世代に発展すべきノウハウの集積体であることを痛感した。しかし、東海道新幹線以外の新幹線がすべて赤字とは。鉄道の持つ公共性をあわせ感じた。メモを後刻アップしたい。

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02/17/2008

和田秀樹さん 精神科医は信用できるか 「心のかかりつけ医」の見つけ方を読んで

和田さんの本は読んで損をしたという思いにかられることがまずない、安定して読後爽快感を期待できる書き手の一人だ。出だし、中高年の場合、神経伝達物質が減るのに加えて、気力や体力が衰え、脳そのものの予備力(脳機能の余力)も悪くなる。ところが日本では、受診者が少ない。5人に一人という計算。企業経営が米国型になったのであれば、米国並みに、経営者をサポートする精神科医やカウンセラーを用意する必要がある。
和田さんは、安倍前首相は辞任当時うつ病にかかっていた可能性が高いとする。うつ病の場合は、用意された原稿は読むことはできても、思考力の低下や精神運動制止のために、受け答えがしどろもどろになることが多い。日頃から精神科医がついていれば、もっと早くドクターストップをかけるなり、投薬によって国会会期末ぐらいまでは乗り切らせることが可能だったとする。機能性胃腸障害も、うつ病でも同じような症状が出ることは少なくない。几帳面でまじめな人はうつ病にかかりやすい。かくあるべしという強い理念を持っているひとに限って、その理想が破綻したとたんに罹病するケースが多い。また、物事を白か黒かで単純化してみる二分割思考に陥りやすいという。そして、体調が回復した時点で記者会見を開き、経過を説明し、もっと早く治療を受けるべきだったと語って欲しいという。これにより、うつ病に対する一般の理解、認識が深まれば、より多くの人が受診し自殺も減少しよう、とする。説得力のある話だと思う。精神科は和田氏の固有の専門領域だけに説得力のある議論が後半まで展開される。しかし、後半への興味を維持させたのはこの序盤のいくつかのエピソードであった。

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02/16/2008

備忘

高校の同級生が亡くなった。解離性動脈瘤で倒れ手術の後半年あまりリハビリに取り組んでいたものの、車いすで移動中に倒れそのまま甲斐もなく永眠。冥福を心より祈りたい。みんなから慕われる人でした。本当に残念。まだ生きている、生かされていることの重みをずっしりと感じる。同時に、いつ最後の時が来てもよいように毎日を生きる必要も感じる。しかし、まだ準備が出来ていないなあ。

もともと明日が法事だったのだが、その前日にセットしていたミニ同窓会に参加。京都の四条河原町で会食。場所は前の職場の先輩に教えていただいたお店でまずまず。関西在住の皆さんよりも合格点を頂いた。こんなことでもないとなかなか会うこともない友人達だが、高校卒業以来とか26年ぶりとか、まあ、恐ろしく長い年月が流れたことになる。会食の途中でなくなった同級生を思って合掌、黙祷。集ったメンバーで供花を送った。加州より一時帰国中の友人は明日葬儀に参列のため帰省予定。

昼には、近鉄奈良線を向島駅へ。これも昔の職場での上司を訪ね、いろいろ大学教育の個別問題につき教えを請うた。ビジネスマン出身者は、どんな環境でも色々工夫を行い実績を挙げることを期待されるが、この方の場合まさしくその模範例かもしれない。昼食をはさんで色々意見交換に花を咲かせた。エネルギーと知恵とインセンティブをもらったことになるだろうか。

近鉄奈良線の竹田駅で市営地下鉄に接続し乗り入れていることを発見。今日の宿泊先である四条烏丸まではほぼ一本でたどり着くことが出来た。これは便利。関西は、どこも鉄道会社の連携がうまくできているように思う。

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02/14/2008

備忘

電子認証でパスワードを間違えて近くの区役所を訪問。お恥ずかしい限り。何とかE-taxで提出を完了したい。

そういえば、「やよい」が電子カードリーダーとセットで9000円いくらという価格設定でキャンペーンを始めたようだが、ちょっと遅すぎるのでは。もう少し早くやって欲しかったと思います。

日経夕刊に玄侑宗久さんへのインタビュー記事あり。題して「禅的生活のすすめ」。

「中陰の花」は読んだが、ここに紹介されている、多様な価値観を認める日本古来の八百万性が最近失われたことを問題とする切り口に興味を覚える。他の玄侑氏の著作を読んでみたい。

  • 自分は自然の分身で自然の一部。刻々と変わる。性悪説は日本にあわないし逆効果。
  • 現代を心やすく生きるには、予断を持たずに今の足場に立つこと=禅的生活を提唱。世の中は想定通りに動かないところから楽しい。想定外のことが起きると誰しも心が揺らぐがその揺らぎを「風流」と読んだ。先のことはわからないのだからわからないで良い。本来日本人は先のことがわからないことに対して耐性がある。
  • 人間には大きな目標もあれば中間目標もある。厄介なのは中間目標で、これが人間の生き方を人工的にし不安な気持ちにもさせる。目先のことと、はるかな目標だけを持つのがよい。
  • 死んだらどうなるか、なるようになる。心配しなくて良い。予断が苦しみを生む。

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02/13/2008

平成金融恐慌と民主党の対応

2月19日の毎日エコノミストの 中村啓三の政流観測 民主党「ガソリン値下げ隊」不発で解散・総選挙は遠のいた には、1998年当時の金融危機対応の話が出てくる。

野中広務官房長官(当時)が、アポなしに加藤紘一衆院銀の事務所を訪れ、小渕首相が野党の要求をのんで金融再建関連法案を修正して成立させる決意をしたので、民主党の菅直人代表に政府の真意を伝え協力を要請して欲しいというもの。加藤氏がこのあと菅氏に電話すると、「金融問題は政局にしないと言ってきた。政府が野党要求を受け入れるから関連法案に反対する理由はなくなる」と応じて、この電話を契機に与野党の折衝が始まり、一連の法案は10月初めまでに成立した、との説明。

私も当時、民主党が賛成に回ったのは意外だったが、それによって金融危機の一つの山場をなんとか切り抜けることができそうで、安堵したと感じたのを覚えている。でも、野党のどんな要求を自民党がのんだのか、覚えがない。

この寄稿では、当時、4年前に自民、社会、さきがけの3党連立で村山富市政権が発足した際に、加藤氏が自民党の政務調査会長、菅氏はさきがけの政策調査会長で、この2人に、社会党の関山伸之政策審議会長を加えて連立政権の政策責任者たちは、「女房より一緒にいる時間が長い」と苦笑するほど、一日に何度も会って政策のすりあわせをしていたという。

この関山さんは、その後国会議員を退かれて新潟で色々な活動をされているのではないでしょうか。縁あって、2005年7月に新潟大学他主催のシンポジウムにパネリストとして参加する機会があったが、その際にお会いした覚えがあるのを思い出しました。色々な記事がつながるものです。

奇しくも今日の日経では金融機能強化法は3月末で廃止との観測報道を伝えていますが、そこでは民主党が延長に反対と伝えています。菅氏も反対なのでしょうか。

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02/12/2008

備忘

法事で大阪の家内の実家にとんぼ返り。日曜日昼前の法要はきまじめでゆっくりとした読経。親戚や関係者を義父が呼んでおり、食事をして帰京。

  • 前日は、近くの老舗ホテルにじゃらん経由で予約して宿泊。古いものの設備が良く保たれていて快適な一晩。まあ余計な出費ですが、気を遣わなくて良いのはお互いにプラスかもしれない。
  • 土曜日は午後6時頃まで仕事の予定だったこともあり、神戸空港に入ったが、神戸→宿泊先の移動にほぼ1時間を要したものの、快適。コンパクトに使いやすい空港に仕上がっているとの印象で、うまく経営できれば航空需要のパイが増えそうな感じもした。ただ、夜でポートピアライナーよりの景色は夜景という以上のものはない。海上からみると神戸の風景は香港に類似している。
  • 帰途は新幹線。今回初めてJR東海のエクスプレス予約を利用。これは少し安くなるし、座席まで予約出来て便利。ただ、発券機操作上多少留意事項があり、また、発券には多少時間がかかるので少し余裕をもって移動することが必要と感じた。
  • 新大阪の乗り換え口にあるお店の顔ぶれが少し変化したような気がする。カウンター席が30席ほどあったカレー屋さんがなくなったようだ。左奥の蕎麦・うどん屋さんは健在ですが。ここは安くておいしいのでいつも重宝。

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02/11/2008

自分のアイディア商品を作れますか?

2月9日の朝日新聞夕刊 シューカツ学生ここが聞きたい 良品計画 人事課長 太田一平さん

「アイデア商品を作れますか」と(就活の学生から)聞かれれば、「作れません」と答えています。入社志望者の半数以上が商品開発志向なのですが。

なぜなら、自分の「アイデア商品」とお客様が求めていらっしゃる商品は必ずしも一致しているとは限らないからです。「無印食品」はお客様の視点、生活者の視点を最重視しています。求められているものであれば、もちろん商品化できますが、「作りたいから」だけで作るのはエゴになってしまいますし、商品自体が店内で孤立してしまいます。

この記事が載っているページは毎週土曜日の夕刊で特に就活関係でページをとって面白い記事構成をしていると思う。

他には、明治大学の教育支援部の方が、エントリーシートや筆記試験についてインタビューに応じておられるが、この記事がまたヒント満載。ポイントをピックアップすると、以下の通り。

  • 最近の新卒採用は面接重視(グループワークやグループディスカッション)だが、全部の応募学生を面接するのはむずかしいので、エントリーシートや筆記試験でバッサリ足切りをおこなう企業もある。→エントリーシートや筆記試験の重要性
  • エントリーシートや筆記試験については、様々な対策本がでており、これを最低1冊は購入して目を通すこと。
  • エントリーシートでは、志望動機、自己PR、学生時代にやったことの3つを記入するが、面接時にも必ず聞かれる。じっくり考え自分の言葉で表現できるようになることが必要。それが面接対策にもなる。
  • 採用担当者は毎日大量のエントリーシートを読んでおり、その中で如何に自分に興味を抱いてもらうか、そのための工夫や配慮がポイントである。
  • 筆記試験では、SPI testに加えて最近はWeb testを導入する企業も多い。問題は決して難しくないが、解き方を忘れてしまっていることも多く、制限時間内に解くには慣れが必要。問題集を繰り返し解くことに尽きる。図形や暗号を使った独特な問題もあり、トレーニングが欠かせないし、やっただけ確実にレベルアップする。
  • まずは、一歩踏み出すこと=対策を具体的に開始すること、が重要で、そこから道は開ける。

どの程度の学生さん達が見ているだろうか。今度、勧めて見よう。こういうところから就活の情報、知識を得るだけでなく、新聞を読む習慣が出来るかもしれない。

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02/10/2008

有機リン剤の毒性メカニズム での新聞記事

2月10日の毎日新聞 中毒餃子の農薬 今後症状出る人も は丁寧な解説記事だと思う。科学欄に載っている。神経が刺激を受けると神経伝達物質のアセチルコリンが生じるが、伝達後はこれをコリンエステラーゼが分解するが、有機リン剤(農薬は、殺虫剤、殺菌剤、除草剤の3種類に分かれるが、殺虫剤には有機リン剤、カーバメート系、ピレスロイド系などがある。有機リン剤は中毒症状が重い。)はこの働きを阻害する。で、殺虫剤は、農作物に害を与えずに虫だけを駆除するというものだが、虫の神経の仕組みはヒトなど哺乳類もほぼ同じとのこと。

アセチルコリンは、神経の末端に蓄積して神経が刺激を受けたままになり、腹痛や下痢などの消化器症状、呼吸困難、全身のけいれんやまひなど、さまざまな中毒症状を示す。ところがこれら中毒症状は発現が比較的早く回復も早いが、厄介なのは、最初の発症から2-3週間後に運動神経の障害が現れることがあることらしい。

一般の報道でもこういった点についての解説をして欲しいと思う。とても良心的な解説で好感を抱く。

さらにこの記事は進んで、中国製冷凍餃子で混入がおきた原因を少し分析。

第一の推測は、「事故」。残留農薬と考えると非常に高い濃度が必要だが、人為的に混入しようとすると神業的な微量であり、また、厚手の手袋などをして作業してしないと本人が中毒を起こすという。しかし、過去に殺虫剤を保管した倉庫や輸送トラックの床に殺虫剤が残り、段ボールや袋を浸透して混入すると考えることは可能だという。

第二の推測は、殺虫剤が袋を浸透するのは難しいとして、人為的混入の可能性を指摘するもの。メタミドホスは、専門家でないと思いつかない。しかし、いたずらとして、瓶から振りかければ、製品の保管状況次第で、今回のような残留濃度になることは、十分考えられるという。

今回の事件の原因を考える上で貴重な視点を提供してくれていると思う。

Continue reading "有機リン剤の毒性メカニズム での新聞記事"

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大学推薦入学の自分に不安 を読んで

毎日2月10日の読者投稿に、18歳の高校生(青柳貴保さん)で内部推薦で志望の大学(学部)に入学できた人の投稿がある。内部推薦で行きたい学部に入ることができたので、周囲ががんばっているこの時期に遊んでばかりいる、とし、小学校受験の自分は中学、高校とあがるたびに授業についていけるのか、勉強して入ってきた外部の人達についていけるのかと不安になった、今もちょうどその時期にきている、としている。そして、最後に、大学受験の準備をして勉強している人達に向かって、自分のような推薦で入学する人のことをどう考えているのか、一番そばにいられたくない(いてほしくない、ということか)と思っているかもしれない、と続く。むすびは「とにかく受験にがんばって欲しい。」

心揺れる若者の不安をよく示している。一般的に、推薦制度は大学側の事情(良い学生を早めに確保したい、高校とのつながりを確保したい)と高校側の事情(学生の多様なニーズに応えたい、大学進学の実績を確保したい)とで成り立っているのだろうが、個々の学生のもつニーズ、不安にどこまで応えるものになっているだろうか。こういった学生達の不安をくみ上げて、早い段階からスムーズに移行出来るような仕組みを関係者が連携して作る挙げていく必要がありそうだ。こういう高校生達は意外と多いかもしれない。

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02/08/2008

夕焼け

夕焼け
冬型の気圧配置の日は夕焼けがきれいだ。

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冬型

週末は雪模様だったが昨日あたりから晴天。冬型の気圧配置だ。

入試監督は文字通り試験場の監督のみだったので、まあ楽でした。大学入試センターほど緊張しないし(この試験の方は、何と言っても受験生が大変ですが、監督者もマニュアル通りに進んでいるかどうか、かなり気を遣います。)。

都心でもまだ先週末の積雪が少し残っている場所があります。それだけここ数日の気温が低いということでしょう。

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02/05/2008

衰退宿命論を超えて を読んで

五百旗頭真さん 日本の国際的プレゼンス 毎日2月3日 時代の風。

日本の衰退不可避という見方への反論。特に少子高齢化で日本の凋落不可避と多くの日
本人があきらめかかっている。米国や中国ばかり意識して対抗困難と感じがちだが両国
は世界の例外。英仏独は人口も経済も日本の半分程度だが結構自信満々で誇り高い。オ
ランダも国際機構とハイテク分野で世界最先端のものを持ち国際的に押し出して胸を張
る。オーストラリアも人々は有能で弱気を見せない。シンガポールは淡路島ほどの国土
で存在感あり。
そこで提言・提案。
1.衰退宿命論で事態をさらに悪化させるのではなく、厳しい事態を直視する。経済競
争力の低下と国際的役割の縮小の2点について、逆転し再浮上させる方策を採ること。
(1)具体的にはクリーンな新エネルギーの開発と環境技術面での革新。社会意識の高
まり、国による制度設計、研究開発投資が不可避。
(2)軍事費とODAを合わせたもの(国際経費?)は1.1%と先進国の中で並外れた低さ
。日本は何におかねを使っているのであろうか??
2.現実の国家財政は赤字の山だが、重点的にとうしする戦略性を持つ必要。環境エネ
ルギーがその重要分野。
3.地方と民間に出来る限りゆだね小さな政府を目指す中でも、最後まで残る国家の任
務として、安全保障、外交、および国内の制度設計がある。ところが国民の関心は圧倒
的に内政にあって、政府はその多様な要求への手当に心を奪われ、制度設計に十分に意
を用いない。外交と安全保障は国の存立と反映のために重要。日米同盟+アジア諸国と
の関係改善は評価されるが、加えて、PKO、ODA,文化交流を組み合わせたソフトな国際
戦略を活性化することが必要。

色々考える上での思考のフレームワークの重要性を改めて認識させられた。

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02/04/2008

こころの時代~宗教・人生「DNAから見た“しあわせ”」(2月3日朝NHK教育)

本庶祐 京都大学医学部客員教授
http://www2.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/

教育テレビ こころの時代での対談。非常に興味深くメモを取った。

幸福感は言い尽くされたが、生命科学からは違う見方ができる筈。物理学に比べて生命科学は遅れた。医学の道に進むきっかけは、野口英世が小さい頃の怪我に不屈の精神でがんばったことに漠然とあこがれ。医学が多くの人に貢献できると野口が説いたことにも説かれた。父親も臨床医。

分子生物学については、大学生になってしばたにあきひろ氏(山口大)が「生物学の革命」と題された本を出したが、そこで大きな生物学の展開がやさしく説かれていた。そこで、やがて将来DNAの塩基を取り替える遺伝子手術が可能になるということを記述。1960年代の初めのこと。そのように生命科学が発展するのであればやってみたいという気持ちになった。
その頃の夢といわれても、始めたばかりで、生命の根源は何かという点を解明したいということが大きかった。
免疫学はその中でも謎の多い分野。当時以降、体に入る色々な病原体に色々反応することがあるが、これまで人が出会ったことのない筈である化合物にも抗体を作るという、不思議な現象。これにバーネットがクローンの選択説という考え方をだし、一個一個違う侵入者を識別できるという考え方を出した。これは壮大な仮説だが、多くの人はそれを試したいと思っていた。自分も大きな興味を覚えた。
結局それは本当で、体内の細胞は全て同じ種類の細胞だが、全部違うというのは遺伝子が一個一個のリンパ球でかわるので、一個一個のリンパ球が違う相手を識別できることがわかった。

小学校から高校まで山口。 DNAを対象にした分子生物学を研究。免疫の仕組みを研究。

DNA、遺伝子、ゲノム。その前に、高校で習ったメンデルの法則だが、これは19世紀後半。エンドウ豆を使い色々な植物の形を長期間観察し、遺伝子がわからない時期に考え方を示したのが重要。一つ一つの形質を決めるものが細胞にあり、これが親から子に伝わる。混ざり合うのではなく一人一人独立して存在し、力の強いものが出る。メンデルは遺伝子という概念を出したが、それがものとしてとらえられたのがこの二重らせん構造。ワトソンとクリック。塩基と呼ばれるA,G,C,Tのうち3を使って単語を表す。TTTフェニルアラニンというアミノ酸に対応。TTAロイシンなど、この順番に従ってタンパク質が作られる。それによって色々な機能をタンパク質が司る。遺伝子の本体が暗号としてDNAの中にある。
単語が全てつながりそれがつながると一つの文章に相当。そういう文章が多く集まると芝居の本、小説になる。このようにAGCTの3つが並んで単語に。ゲノムという生物の持つ遺伝子の総体。このように必要な情報が書き込まれる。
DNAはつないで伸ばすと父型から1メートル、母方から1メートル。その折りたたみ方だけでも大きなノウハウがあるはず。細胞の数が何十兆あり、すべてつなぎあわせると一人の命だけで地球と月を何十往復できる長さ。

通常の自然科学では何かがないということは証明出来ない。ところが生命科学ではゲノムにある情報が全てなので、この中にないものはない。ところが2万しかない遺伝子なのに体は無限の活動をしている。これが不思議なところ。

さらに、DNAの原理の発見によって、バクテリアから象まで全ての生物が同じ原理で作られていることが判明。文法、アルファベットが基本的に同じ。これが地球上の生物が進化的には一種類の生物がまず出来、これが今日の生物につながるという根拠になっている。

(研究対象には)植物を含め地球上の生きとし生けるものすべてが含まれる。

ダーウインの進化論について。ガラパゴス島で生物は大変変わっているがつながっている事を観察。遺伝子に変異がランダムに起こる。しかし、環境に適応した変異遺伝子を持った個体が生き残る、とした。色々な環境で、海の中、地上とそれぞれ環境に適応するようなものがはびこってきたことを考えた。

証明は難しいが、いくつかこれに合う例がこれまでに知られている。

「鎌状(かんじょう)赤血球」米国黒人に多い。遺伝子の文字の一つが変わるだけで赤血球の形状が変わる。ヘモグロビンを運ぶ文字が、▲○○ではなく、▲が一つ■に変わるだけで(この記述は不正確かも)タンパク質の構造が変わり細胞が変わり貧血が起きる。ではなぜこれがアフリカよりの黒人に多いのか。マラリア原虫の分布を見るとアフリカ、インドだが、この遺伝子を持つとマラリアにかかりにくい。そういう遺伝子をもつ遺伝子が沢山増えるが、ここから米国にわたるとマラリアのないところで病気だけ出る。遺伝子の変化が環境に適応する形で生じる。ダーウインの進化論を示すもの。
また遺伝子が変化することを示す。遺伝子の変化のつみかさねで今日のわれわれが存在する。ただ、大部分の変わり方は都合がよくなく淘汰され残らない。長い生命の歴史の中で起こってきている。歴史的な産物で色々な個体がある。

以前は、遺伝は固定的な観念が強かった。今日では一人一人の遺伝子には膨大な違いがあることがわかっており、人に全ゲノムの解読が進む。一人の個体の全塩基配列をみると非常に大きな違いがあることがわかった。

生命科学から幸福感を説明することは可能か?
まず幸福と欲望の満足(快感)は切っても切れない関係にあるが、それだけではない。では、快感というのはなぜ起こるか。まず、大きな生物の欲望は食欲、性欲、競争欲という3大欲望は、生物が生きていく上で必要。食べる、子孫を残す、敵がきた際にこれに打ち勝つ必要がある。もし、この3つのことを達成した場合に快感がなかったら生物は生きる事が出来ない。3つのことと快感がうまくリンクすることで生物は子孫を残し何億年、何十億年と生き延びてきたという見方が成り立つ。
問題は、このタイプの幸せは、おいしいものを食べるともっとおいしいものを食べたくなるということで、欲望はエスカレートし、いつまでたっても完全充足ということがない。古来より哲人が指摘してきた。
3つだけではなく、もうひとつ、不安感がない、という幸せ感がある。不安感がなぜ生じるかを感じると、生物の根源である、生きることに対する何らかの外的恐怖においつめられた場合、不安感を感じなければ食べられてしまう。幸いに、不安感を除去するのはそんなにエスカレートすることはない。不安感のない安らいだ状態を与えることで非常に大きなかつ永続的な幸福感が与えられる。また不安感の感じ方はある程度訓練で変わる。たとえばアウシュビッツの収容所で命を失う経験をした人にとっては多少の貧乏は問題にならない。このように体験によってもより高度の幸福感、充足した幸福感を得ることが出来る。
2つの幸せ感。第一に、欲望充足型であればだんだん幸福感が薄れる、第二に、不安除去型であれば、体験により不安感が薄れる。この第二が生物学的にみて良いのではないだろうか。

快感を得る、たとえば、食欲を満たすような仕組み、それが脳でおいしいと感じるようなホルモンが体内に備わっている。性欲については性ホルモン。闘う際にはアドレナリンが分泌される。不安感を感じる際には、やはりそういうホルモンが出て大脳で感じる。ただ、感じ方は体験によって自分なりにコントロールが出来る。これえが宗教的な修業に近いのではないかと思う。人間にとって不安感の除去は長い間の課題。端的には死の不安への人類の恐怖感は、宗教が安らぎを与えることで対応。今日の医療で何を目指すか。最近はっきりしてきたのは、医療は永遠に生きながらえさせることは不可能。いつかは死ぬ。この死を迎えるのはもっとも大きな不安材料。安らかな気持ちの中で死を迎えることが必要。昔の宗教家の役割と医者の役割が重なり合うようになり、医者がこれまでにないような大きな役割を果たしている。そこに今日の医療の課題。ターミナルケアとも結びつき。患者の医療への過大な期待。医師にとっても少しでも生きながらえさせることは患者のためになっていないのではないか。

京都大の研究グループが最近万能細胞をつくることに成功。一ヶ月培養すると(山中信哉教授)できあがる。(聞き手による話題提供) 人の皮膚の細胞から万能細胞をつくることに成功したというのは、大きな画期的発見。これまで再生医療は、ES細胞という人の胚を壊して色々分化できるものをつくり人に戻すという方法。しかし、人の胚を壊すことへの倫理的批判。また、 ES細胞はプールしたところから色々な人に渡すのでそこで拒絶反応が起きる。山中教授は一人一人の皮膚から万能細胞を作って行くというもの。

再生医療への不安として思いがけないマイナス面は出ないかとの意見もあるが如何(聞き手)。再生医療への一つの心配は、人間のパーツを全部入れ替え気がついたら自分は何?という漠然とした不安。これは正しい不安だと思う。臓器を入れ替えていつまでも生きる。これはやるべきではない。医療は不老不死を目指すのではなく、天寿を全うする、生きていてよかったと思いながら死ぬのが医療の目的。再生医療は個々の臓器だけが色々な病気でいたんだ場合、それを治し、その人が寿命を全うすることを目指すべき。もっとも、ガンが生じる等の副作用は乗り越える必要。

クローン人間への考え方。コピー人間。一つのゲノムと同じ人間を大量に作ること。では何のために必要か。ある人は多く優秀な人がいた方が良いとするが、これは進化、即ち生物が今日ある状態を支える原理に反する。環境がどういう遺伝子が良いかを選んできた。人間が浅はかな知恵で早く走れる人が良いとか、早く計算できる人が良い、とか勝手に価値観を持ち込むと、全体に大きな影響が生じる。これはやるべきではない。そもそも人は一人一人が違っており、これが人間の価値の根源。コピーが沢山いたのではその人に価値なくなる。

本庶氏はAIDを発見したことが大きな貢献(聞き手)。競争はどの社会にもある。自分にとっての研究は、好きなことが出来ること。しかも給料ももらう。その好きなこと=自分が何を知りたいか。不思議の度合いが高ければ高いほど知りたくなる。そこにはかなりの勇気を持て朝鮮。courage、challengeおよびcontinuationの3つが重要。丸木橋をかけて川の向こうに行った場合、そこに色々な良いものがあるか?最初に丸木橋を架ける役割、丸木橋を立派にする役割等々あるが、自分は最初に丸木橋を架けるのが好き。

丸木橋を渡ると、期待したほどのことではないということはしょっちゅうある。丸木橋がかからなかったことも多い。もう一度考えを元に戻し、原因を究明するが、多くの場合、間違いの中に「先入観」がある。虚心坦懐で元に戻り本当はどういうことか、と考え方を改めるのが必要。きちんと実験を行う、仮説を立て直すことでしか対応出来ない。
人生の挫折は誰にもあること。完全に忘れることも大切、なるべく週に一度学問のことを忘れ、最近はゴルフ。完全に頭を切り換える。研究は競争だが、やはり相手が隣を走っていて競争する場合は比較的慣れ。思わぬところで出てくる相手もいる。しかし、一度先を越されたからおしまいということはなく、問題は永遠に続く。continuation自分の求めるものを永遠に追求する。長い道のりで最初にいけるかどうかが問題。AIDの遺伝子に行き当たり、ワクチンの原理につながったのは自分としては大きな喜び。

AIDにたどりついたのは3つの Cプラス運のおかげだろう。材料、方法をタイミング良く手に入れるか作り上げる必要があるが、チームで研究するので共同研究者として人を得ることも重要。そういった多くのことを運と表現する。
大きな充実感を味わった。大きな節目。

生きていることには不思議なことが多い。生きていることが霊魂とか不可知なことがどこかにあるだろうというのが一般的な生命観。それがDNAが出る前後までは物質で生命を語れるということになった。ところがDBAで情報集積体でそれがどのような順番で発現するかに注目。DNAの糸で生命体一族として地球上の生物はつながっている。人間だけが特別に偉いのではない。第二に遺伝物質が変化しており、その中で環境という多様な状況で選ばれていく。さらに、人という種を見ると人固有の遺伝子をもっており、置き換えられない、それは個性の裏付けであり命の尊さの根拠となる。

今後の生命科学の課題としては、ゲノムに情報を暗号として蓄えているが、その一時的解読には成功したが、しかし、情報は平面的にならべるだけではなく、細胞、個体と複雑な階層性をもって総合に作用しており、文字から芝居のシナリオを考えると、まだ文章を理解した程度で芝居のあらすじを語るところまでは到達していない。
すべてを理解することは難しいかもしれない。心、意識とか一人一人の中で沢山の要素を持っている。しかし、まだまだこの情報がどうつながって大きな筋になっているかを解明する方法論や学問は必要だと思う。
生命科学は複雑なのでこうすればこうなるという道筋は描けていない。しかし、全体として自由社会に大きな貢献をする。若い人達が人生をかける価値ある分野。未来が解けるかどうかに挑戦する。それが生きる証でもある。

重みのある有意義な内容。若い人達にも聞かせたいが、人生半ばを過ぎた者にとっても教えられるところが多い。生命科学というのはこの世の本質をつかまえることのできる分野なのだと感じる。

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雪模様

雪模様
同じく昨日朝。都心としては吹雪かな。

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かなりの積雪

かなりの積雪
昨日の朝は、郊外より都心の方が積もっていた印象。

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02/03/2008

備忘

  • 今日の雪は、思った以上に長引き、屋根の上はうっすら白くなった。自宅周辺の方が雪が少ないような印象。特に朝方大きな電車のトラブルがなかったのは受験生には朗報だろうと思う。
  • 入試監督は、拘束時間こそ短いものの、緊張し結構疲れるというのが正直な印象。特に大学入試センター試験はその拘束時間も結構長く、かなり詳細なマニュアル通りに動く必要があること、しかし、それでもマニュアルに書かれていないことも結構あること、というのが特徴だろうか。ただ、初日ではなく2日目で、かつ、英語のリスニングの担当ではなかったので、トラブル発生の蓋然性が低かったのだろう。初年度としては幸運なスタート。今日も試験監督。年末年始を除いてずっと週末に何か行事があるという印象。
  • 金曜日。前の前の職場での同期入行のメンバーの幹事会に参加。焼き肉を頂く。
  • 久しぶりに寄稿。勤務先の紀要への寄稿も再校正段階。問題は、研究に当てる時間が以前にもまして限られていて、過去の貯金を使っていること。やり方次第ですが、本業の手抜きができない(笑)。
  • ひょんなことでお経のCDをアマゾンで購入。1989年に出たようで今まで気がつかなかった。聞いてみると音楽、芸術としても一級品のような気がする。その意味ではこの業界も(僧侶の皆さんも)以前とくらべると色々な意味で腕を磨く必要が高まっているのではないかと想像する。で、そのための手段は色々あるのだろう。

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雪の駅風景

雪の駅風景
受験生は緊張するね、親子連れが電車にも乗っている。

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備忘 後期が終わった

  • 31日に定期試験が終了した。まだ採点途上だが、一息。私の場合、採点後に一つ一つの小問毎に個々の学生の出来具合をエクセル上で記録し、出席点と総合する作業が残っているが、今回は、就職活動で欠席届を出して、かつ、そのような回数が多い場合には授業に出席したのと同様に小課題への対応を求めているので、そのあたりの評価作業が残っている。
  • 担当科目についていうと、今回は、授業のやりかたも大幅に変えたが、定期試験でも、穴埋め問題や選択問題の数を大きく増やしたので、その結果が出てきているのを確認しながら作業をしている。定期試験時の持ち込みは禁止。持ち込みを許可しても勉強にはなると思うが、逆に、詰め込まなくても授業に出ていれば解答できるような易しい問題を多数出題してみた次第。印象としては、まじめに取り組んだ学生は相応に評価され、取り組み度合いに応じてきれいに出来不出来が分布しているとの印象。次の課題は、講義段階から、重点をもっと印象づける講義にし、毎回学生の印象に鮮明に残るようにすること、また、より就職試験対策的な要素も明確に打ち出していくことだろうと思っている。この点は、他の先生方とも意見交換をしてみたい。
  • 毎回の課題には、配布した資料を読んで、まず、特注の複写式レポートで解答してもらい、授業を聞いてこれを最後に手直しするというスタイル。BRD方式と呼ばれているものを取り込み、常に学生の手元に作業結果が残るように複写式のレポート用紙を使い、一枚目を教員に提出させる。ただ、人数が多い講義ではいちいち添削して返すことはできないので、次回冒頭に、簡単にレビューを行うことになる。このレビューをもっと詳しくやって欲しいというリクエストがあがってきている。これにはきちんと対処したいと思う。
  • そのほか、休暇中の集中ゼミを1年生、2年生で計画。3年生は就職活動準備真っ最中なので、そのサポートに徹するつもりだが、共同でまとめかかっているレポートの編集作業が残っている。
  • 他に個別に色々色々活動本格化の話があり、すぐに次の学期の準備に入る雰囲気。

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02/02/2008

東アジア各国の短期金融市場整備とベンチマーク金利

この題で、財団法人 外国為替貿易研究会 の「国際金融」2月1日号(1185号)に寄稿しました。

なかなか研究の時間が取れず、久々の寄稿です。お読みいただければわかるように国際通貨研究所での調査のストックを活用したもので、最近大きく調査、研究が進んだという者ではありません。ただ、この分野はなかなか手がける人がいなく、谷間に落ちているニッチ的な分野ですが、重要性は極めて高いと考えられます。

できれば外国為替貿易研究会さんの了解を取得の上で、1ヶ月程度経過した段階で、このブログにも寄稿内容を掲載したいと思います。

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