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January 2008

01/23/2008

岩崎育夫「アジア二都物語」を読んで

アジア二都とは副題にもあるようにシンガポールと香港。香港で勤務していた頃を思い起こしながら楽しく読んだ。歴史的な説明に加えて最近の両都市の変化が具体的に鮮やかに描かれているのが印象的。著者はもともとシンガポールや華人社会の専門家でおられるようだが、研究者の手になる本とは思えない現実との近接感が魅力。岩崎さんというのはどのような方なのだろう。お会いしてみたいと思う。

しかし、

この次に書くのは、シンガポールと香港をテーマにした本にしよう(途中略)と決めたのが2005年6月頃のことである。出版社の当てはなにもないが、それは後で探せばよい、とにかく書き上げるのが先決だ、と自分に言い聞かせ、2005年秋に執筆を開始した。

というのは、なかなか出来るようで出来ない話だと思う。で、出版社が決まる前に自費で現地に出かけて資料、情報を入手されている。

そういえば、私も香港駐在時、単身赴任で時間があったこともあるが、香港の歴史を読もうと、本屋で色々入手し、片端から読んだ覚えがある。大した量ではないが、その過程で、英語の本を読むのが苦痛ではなくなってきた。身近なことで興味を持つことであれば、言葉の壁はそんなに低くないと感じた。日本語のガイドブックや香港の歴史を扱ったものにすぐ飽きてしまったこともあるけれども。そういった色々なことが、本書を読み進むにつれて思い出されてきた。

金融にテーマを絞って、東アジア各国を素描するような本も、あってもいいかもしれないと思う。

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01/18/2008

1週間備忘

  • 冬らしくなった1週間だった。木曜日の夕刻は富士山が夕焼けの中に浮かんでいた。デジカメを持参していなかったのが残念。というか、気付いた会議室は窓に格子があって携帯で取る気になれず。このところしばらく富士山は朝夕とも見えなかったのでひときわ。
  • 定期試験を前にした最終講義もいくつか。もう少し残っているが。今回は、問題の量をぐっと増やし、穴埋め、選択肢を多用する。ただ、問題の作成がまだ終わっておらず事務局にご迷惑をかけている。申し訳なし。授業評価は、少人数のクラスの方が高くなるようだが、定型の内容では改善方向が見えないので、それに加えて自家製アンケートへの記入も学生達に依頼した。
  • 来年度は初年時教育を一層充実しようということになっている。就職支援も重要。限られたマンパワーをどう向けるか、一人の教員として色々尽力したいと思う。
  • 週末は、センター試験の監督があり。分厚いマニュアルを読まなくては。雪などで交通機関が乱れないようにと祈る。受験生にとっては一生で何度か緊張する本番だ。

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01/12/2008

遅れまして

こちらの方には未だ年初何もアップしていなかった。風邪でダウンしていたとはいえ、怠慢を恥じたい。

3年生のキャリアデザインの授業があと1回を残すだけになった。最終回は、質問用紙を配って受講している学生達から質問を書いてもらったが、最初は少なかったものの、徐々に出てきて、この方法は良かったと思う。講師もこれに応えなかなかの盛り上がりでほっと一息。この日のレポートと冬休み中に作業してもらった特別レポートを今読んでいるところ。1200字の字数を明示していたのだが不足しているものが予想以上に多く、これには多少困っている(手書きのものは数えるのも大変)が、やはり不足しているものは掲示して加筆してもらうことにする予定。

ゼミでは4年生3人に卒論の発表をしてもらった。大変レベルの高い内容で、指導されたK教授のご苦労も想像されるが、皆さん、高いモティべーションを持続できたようだ。終わってからうち2人とK教授と3年生2人で軽く会食。

相前後するが7日は、「賀詞交換会」を中途で抜け出して以前から約束のブラジルで勤務している前の職場の元同僚他と会食。蕎麦初めともなった。ブラジルが3回目の勤務とのことだが、現地の動きも色々聞けて大変楽しく過ごせた。

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1週間

  • 年初、1週間が過ぎた。元旦から5日間近く風邪で寝込んでいたので、その分の取り返しが大変。
  • 仕事場で使っている安いレーザープリンターが昨年末に故障。紙が挟まった時に、その紙を引っ張り出すのが乱暴だったらしく、フイルムが破損し、印刷がきちんとできなくなった。キャノンのサービスステーションまで持ち込んで修理。購入1年以内なので無料にしてもらったがその場では修理できず、ちょっと大変でした。やむをえず、インクジェットの最新機種で両面印刷ができスキャナーのついているものを購入。
  • 7日昼前後は神田明神の前が交通渋滞。7日が実質的な仕事始めだったのだろうか、連れだって商売繁盛を祈るサラリーマンなどで随分にぎわっていた。甘酒一杯350円というのは安くないが一度飲んでみたいな。

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01/04/2008

平林千春 奇跡のブランド「いいちこ」 パワーブランドの本質

焼酎ブームとともに、あるいはこれに先行して焼酎の全国ブランドの最右翼に躍り出た「いいちこ」の発展の歩みやその強みを色々な点から分析している。実は1年前に購入したのだが最後の3分の1を読破できないままになっていた。焼酎そのものの説明からすすんで、なぜいいちこの品質が高いのか、ブランド戦略の上河北秀也氏が広報誌を中心に果たした役割の分析、追われる立場にあるいいちこがどのようにこれを打開していくのか、等、説得力ある説明が展開される。
ちょうど、焼酎の中でいいちこがもっともなじみやすく飽きにくいブランドだと感じたのがきっかけで本書を入手した。酒についての本は多いけれども、マーケティング的な立場で見ているものは少ないのではないか。その点、平林氏自身がいいちこにかなり近い立ち位置にあることで、詳細な具体的情報に触れることが出来る。いたずらに規模を求めず品質の維持に努めれば、いわゆるexcellent companiesは生き残っていくのかもしれない。ただ、著者の立場がかなり三和種類(いいちこを作っている会社)寄りな感じもする。

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01/03/2008

ローレンス・トーブさんの本が翻訳されていた

LawrenceTaubさんの著作の邦訳が出版されていたようだ。おめでたいこと。お元気にされているだろうか。

リンク: Amazon.co.jp: 3つの原理―セックス・年齢・社会階層が未来を突き動かす: 本: ローレンス・トーブ,神田 昌典,金子 宣子.

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新春座談会がラジオにあった

中高生の頃、元旦3が日は NHKで放映される座談会を見るのが楽しみだった、というかほとんど習慣になっていた。なくなった父が見ていたのを横で見ていたのがきっかけだが、当時は、高坂正堯(その後95年に早逝された)さんがまだ大活躍をされており、段々とそれをきっかけに当時の社会党の主張などに疑問を持っていったように記憶している。

ここ数年徐々にNHKのテレビから一年を考えるようなシリーズが消えていっている。今年はかろうじてあるものの、取り立ててみようという気が起きなかった。久恒さんのこの紹介をみて、是非見てみよう、いや聴いてみようと思い立った次第。久恒さん、ありがとうございます。

リンク: 「21世紀 日本の自画像」(NHKラジオ)--元旦から3夜連続の気合の入った番組 - 久恒啓一の「今日も生涯の一日なり」 - 楽天ブログ(Blog).

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