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September 2007

09/30/2007

銀行の収益基盤、なお脆弱 日銀リポート - ビジネス

なかなか日本銀行のレポートにも気がつかないことがありますが、これは、必読でしょう。メガバンクへの公的資金導入の是非を論じている学生さん達のグループには、補助材料として必読かも。

リンク: asahi.com:銀行の収益基盤、なお脆弱 日銀リポート - ビジネス.

これですね、元ネタは。9月11日付け金融システムレポート「金融システムの現状と評価およびその課題:概観」ですね。

(銀行セクターの長期的な収益性)

6.長期的な視点から、わが国銀行セクターの収益性をみると、経費率が低水準に抑制されているものの、利鞘が薄いため、平均的な信用コストを十分カバーできていない。銀行セクターの長期的にみた収益性は、金融システムの持続的な安定を維持していくために必要な自己資本を確保する観点からは、なお脆弱であると言える(第4章)。

7.銀行セクターの収益性を向上させていくためには、長期的な視点に立って、対応策を考えていく必要がある。すなわち、個別金融機関が利鞘を改善させていくためには、顧客の多様なニーズに応える形で、金融サービスの差別化を図り、提供するサービスの価格と品質の組み合わせを多様化していくことが重要である。また、その過程では、投資銀行業務やグローバルな決済業務など、付加価値の高い業務分野への資源投入も展望されよう。こうした新たなビジネス展開を可能とするためには、より客観的なリスク・リターン評価のもとで、既往のビジネスラインの見直しを進め、資本を効率的に活用する余地を一段と拡大させていく必要がある(第4章)。

8.客観的なリスク・リターンの評価に基づき、そのバランスを改善させるための方向性として、第1に、株式保有を前提とした大企業との金融取引は、株価変動リスク等のコストの大きさに見合ったリターンをもたらしておらず、採算性改善への取り組みが必要とみられる。第2に、与信ポートフォリオ管理(CPM)により、貸出ポートフォリオのリスク・リターンのバランスをより客観的に評価し、企業規模や業種、地域に応じた貸出の配分を改善していくことができるとみられる。第3に、中小企業金融でも、より小規模な貸出については、信用情報機関等のインフラを整備しつつ、クレジットスコアリングの拡充を図ること等を通じ、貸出のリスクをより客観的に評価し、リターンのさらなる向上につなげていくことが期待される(第4章)。

http://www.boj.or.jp/type/ronbun/fsr/fsr07b.htm

言うは易く、行うは難し、とはこのことでしょうか。中央銀行流にはリスク管理システムを整えた上で、ハイリスク、ハイリターンを狙えとか、収益源の多角化を図れ、ということになるのでしょうが、国内回帰してしまった多くの邦銀にはなかなか難しい課題でしょう。

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和田秀樹 大人のための勉強法 

著者の書く新書ものは軽く、勉強一般から筆者の専門である精神科の話、一般の時事問題にいたるまで、訴えることが明確に、わかりやすく説かれているのが特色。本書は刊行されてから1年余り経過しているが、テレビの問題からこれが心の病に及ぶあたりを説明し、ついで、コレステロール、血圧、血糖値など、それぞれをミクロで見た場合の問題と、いくつかの問題を併せ持つ中高年者が、健康に長生きする場合には、個々の数値をどのように考えていけば良いのかを区別し、後者をより科学的に研究する必要性を説くもの。

テレビのもたらす弊害については、私にも感じるところがある。前の職場で、この善悪に二分する同僚に出くわしたことがある。その境界領域に属する多くの曖昧な事例の存在を認めることで、はじめてより実態に近付くことが出来るのだが。しかし、これは、八百万の神の存在を認める日本や、一神教ではなく多くの仏の存在を認める大乗仏教に通じる話かもしれず、とすれば根の深い問題かもしれない。

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1週間を振り返って

後期の授業が本格開始。

土曜日に学生さん一人を面接。他に、自分のゼミの学生ではないが、質問をもって訪ねてくる学生が何人かあり、学期が始まったことを感じる。

木曜日には3年生の職業とキャリアの授業の初回で少し話をする。新しくこの講義のcoordinatorを仰せつかったので、担当のキャリアセンターの専門の人達と一緒に、うまく進めて学生達の準備をサポートしていきたい。

今期は、BRD方式をほぼ全面的に採用。とりあえず滑り出しは順調。ただ、板書は、大きな教室や、教室の構造からいって、見づらいところもあるので、大きな字で予めパワーポイントを準備する方法とした。今週は、費用面では実質自己負担になってしまうが、複写式のレポートもできあがってくる。

BRD方式は、たまたまアマゾンで購入した宇田光著「大学講義の改革」がきっかけ。BRDはBrief Report of the Dayの略で当日レポートのこと。ただ、レポートを学生に返却するのに時間がかかると効果が半減しそうな気がしたのと、私の場合、作業をさせる課題のテーマを強く印象に残し、復習も求めることで、学習効果を高め、試験の準備にも結びつけようというあたりを狙っているので、学生には作業の結果が常に手元に残るようにしたい。そこで、複写式のレポートを思いつき、自分の研究費での支出が可能であることを確認し、発注したものです。水曜日にはできあがってくるようなので、楽しみですが、せいぜい7,8週間で在庫がつきそうなので、次の発注の費用をどう工面するかが、大きな課題です。

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1週間を

後期の授業が本格開始。

土曜日に学生さん一人を面接。他に、自分のゼミの学生ではないが、質問をもって訪ねてくる学生が何人かあり、学期が始まったことを感じる。

木曜日には3年生の職業とキャリアの授業の初回で少し話をする。新しくこの講義のcoordinatorを仰せつかったので、担当のキャリアセンターの専門の人達と一緒に、うまく進めて学生達の準備をサポートしていきたい。

今期は、BRD方式をほぼ全面的に採用。とりあえず滑り出しは順調。ただ、板書は、大きな教室や、教室の構造からいって、見づらいところもあるので、大きな字で予めパワーポイントを準備する方法とした。今週は、費用面では実質自己負担になってしまうが、複写式のレポートもできあがってくる。

BRD方式は、たまたまアマゾンで購入した宇田光著「大学講義の改革」がきっかけ。BRDはBrief Report of the Dayの略で当日レポートのこと。ただ、レポートを学生に返却するのに時間がかかると効果が半減しそうな気がしたのと、私の場合、作業をさせる課題のテーマを強く印象に残し、復習も求めることで、学習効果を高め、試験の準備にも結びつけようというあたりを狙っているので、学生には作業の結果が常に手元に残るようにしたい。そこで、複写式のレポートを思いつき、自分の研究費での支出が可能であることを確認し、発注したものです。水曜日にはできあがってくるようなので、楽しみですが、せいぜい7,8週間で在庫がつきそうなので、次の発注の費用をどう工面するかが、大きな課題です。

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ミヤンマーの混乱

ミヤンマーのブログ。

8月18日付けのこのブログを読んで、現地で大変激しいガソリン価格の上昇が起きていることを知りました。それ以来、このブログは必ずチェックしています。

http://www.xanga.com/dawn_1o9/610766250/is-it-50-ks-no-its-100-ks.html

今日見たのは以下の記事。今日の新聞報道では、ミヤンマーからのインターネット接続が禁止されたということなので、しばらくは記事もアップされないのかな。誰か特定されないように、後ろからの姿でしたが、写真も削除されました。

リンク: dawn_1o9's Xanga Site - The Dark Hours.

8月18日にこんな記事もありました。僧侶のデモはこのころからあったのですが、まだまだ国際的な報道は追いついていなかったように思います。

http://www.xanga.com/dawn_1o9/611133416/march-forward.html

発展途上国で軍政の国の様子はなかなかわかりませんね。それでも、このようにブログを発信する人がいると助けになります。日本と国境を接する某国の場合には、ブログは無理でしょうね。ミヤンマーが平和裡により民主的な体制に移行することを心から祈りたいと思います。

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09/28/2007

長谷川宏「高校生のための哲学入門」

今週か先週の日曜日の書評に取り上げられていたのを見て購入。確か大学生が進路を考える際に有用とのコメントだったと思う。とてもユニークな本。淡々と読み進むが次第に大きな山を登っているような印象を持つ。私にとっては最終章「知と志向の力」が圧巻。中学生のころから自叙伝的なものをいくつか読んできたけれど、この部分は長谷川さんのこれまでの人生を高校生→大学生→大学院生→----→午前中は哲学+夜は自分で開いた塾の講師 と歩んだ半生を振り返るもの。ややおこがましいが、自分自身が若い頃何を考え、どう判断したかという点を思い起こしながら読むと、また味わい深いような気がする。

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09/26/2007

Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Derivatives Market Activity 2007 – Preliminary global results

Financial Timesに記事が載っているのでBISのページに行ったところ、本年4月に実施された外国為替市場出来高の速報が公表されていました。

リンク: Triennial Central Bank Survey of Foreign Exchange and Derivatives Market Activity 2007 – Preliminary global results.

本当はこの数字が出たところで日経文庫(「外国為替の知識」)の改訂を行いたかったのですが---。まあ改訂版は、4月の新年度入りに間に合わせるというのが大きな目標でした。

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09/24/2007

リサ・ランドール ワープする宇宙

去年6月、出張中にシンガポールのホテルでNHKの国際放送にのったリサ・ランドール教授の登場する番組を見て関心を持ったのは良いが、さすがに、英文読破は難しく、読みやすい訳本が出たのでこれを通読。でも、良く理解できていないなと思う。でもこの訳書は大変読みやすく作られていると思う。

Lisa Randall, Warped Passage

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140812397

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ベネズエラも原油代金決済にユーロやアジア通貨を検討

リンク: The Prudent Investor - Seeing Too Many Bubbles: Venezuela Dumps Federal Reserve Dollar for Oil Payments.

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aZ62iRNzmRo0

Venezuelan President Hugo Chavez instructed Petroleos de Venezuela SA, the state oil company, to convert its investment accounts from dollars to euros and Asian currencies to reduce risk,

孫引きですが、ベネズエラが原油代金決済について米ドルの利用を禁じ、ユーロやアジア通貨への切り替えを指示したとのこと。チャベならではの措置ですが、イランの動きが一部のシフトだったのに比べると、字面上は全面シフトと読めるところに注目。

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09/23/2007

プレジデント10月15日号「就職・出世・年収力」ビジネスマン5万人の結論

コンビニの店頭で見出しを見て購入。こういった記事は、週刊誌だと購入して読んで掘り下げのなさと不十分な取材にがっかりするのが普通だが、このプレジデント社の特集号にはまずまず満足。一読を勧めます。情報を集めたい、何か処方箋を書きたい、と思っている大学関係者には参考になると思います。

私が最近強い興味を抱いている金沢工業大について以下の記述がありました。

・・・理工系は特に深刻だ。理工専門の下位の大学では、入学後、半年ぐらいは補講をするのが当たり前のようになっている。たとえば、就職に強いといわれる金沢工業大も、入学偏差値は低いが、入学後は手が空いている先生全員が学習室で数学や物理の個別指導をしているらしい。入り口のレベルは低くても、そうやって4年間かけて一定のレベルまで仕上げた大学というのは評価したいね。入学時のレベルはそれほど高くはなくても、そういう大学のトップクラスは採ってみたいとは思うね。

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連休前に

金曜日はゼミの学生達と東証見学。そこで北海道からはるばるこられた信用金庫の支店長さん以下のツアーと見学コースが一緒になりデジカメで写真を撮り送る約束をする。見学コースは良く設計されていて学生達も厭きない様子。

そのあと、とある外国為替ブローカー会社を訪問。採用関係について情報収集。

夜は、前の勤務先の同期入社の面々との懇親会。女子の皆さんも加わって大人数。既に職場を変わった人も多く、また、合併、統合でいったん他社に人員ごと移った人が九州から2人現れる等、この間の歴史と人の行き来を改めて感じさせる。2次会も盛況。久々にウイスキーもおいしくいただいた。こういう会は参加しているメンバーとうち解けて話せると本当に楽しい。一期一会。今回が最初で最後の出会いの人もあったのだろうな。

土曜日は、朝、学生さんの面接。午後は人事関係での面接に「参加」。今日は2日酔いではないが、多少胃腸が痛んでいて睡眠不足だったのがやや尾を引いた。要注意。

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09/20/2007

画像診断医

受けた検査について面談を申し込んだところが、画像診断医と呼ばれる方にはじめて説明をうけることとなった。画像をひとつひとつ点検し説明してくれて、よくわかる。検査の仕組みと自分の健康がどこまでチェックされているのかもよくわかる。やはり医療技術の世界も日進月歩でそれを費用面で無理なく取り込んで行くことができればぐっと健康状態を維持できる可能性も増すような気がした。まあこれで安心して生きていられるのは1年弱だがそれでも気持ちの問題として大きい。

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09/19/2007

過敏性大腸症候群

たまたま昨日夜の教育テレビはこの病気を取り上げ。

昔、過敏性大腸炎と理解していたのはこの病気のことだろう。これ、まさしく、私が、幼稚園のころからずっとおつきあいしている病気。あまり気にしないようにしているが、オフィスに向かう移動中に下痢をしないかといつも心配になる。でも低血圧で朝食を取らないと昼食まで生産性が全く上がらないので、早く起きて朝食を取るか、オフィスまでは空腹で行くことになる。出張中はできるだけ早く起きて、朝食時間スタートとともに朝食を取る。

確かに、規則正しい生活、早寝早起きはプラスだろう。乳酸菌も適度に取ると整調作用があるようだ。

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09/17/2007

外国為替の知識 第2版

少し旧聞ですが、5月の連休直前に、国際通貨研究所 外国為替の知識 第2版が、主要書店の店頭に並びました。全面改版してから満6年、幸い実務面に重点を置いた大学での教科書や、国際金融を短期間で理解しようという新社会人向けの、わかりやすい教科書として、地道ながら増刷を重ねてきました。増刷の都度、細かな統計資料や表現の微修正は行いましたが、今回は、貿易取引の電子化など最近変化がめざましい部分を全面書き直した他、多少の入れ替えを行い、出版の運びとなりました。日経出版の堀口次長にも大変お世話になりました。3月下旬近くなってある箇所が全面書き換えとなり、ちょっと苦しい思いをしたのを懐かしく思い出します。

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ユーロへの挑戦

ティートマイヤーの自著を、元外交官の山木氏が丹念に翻訳、これを、京都大学学術出版界のご厚意で、同大教授の村瀬哲司氏と国際通貨研究所が監訳の上で出版されたもの。ティートマイヤーはドイツ財務省次官から連銀に移り、ユーロ誕生の舞台裏に戦後その公僕生活の多くを捧げたが、その回顧録。欧州の研究家にも有用ですが、東アジアで地域金融協力を考える際の貴重な参考にもなりそう。

前の職場での最後の半年間、本書の出版に向け、私なりに微力を尽くしました。田中和子さんにお願いして翻訳を丹念に推敲いただきましたが、私も何回か翻訳を読み返したのが懐かしく思い出されます。

(10月29日書き加え)昨日の日経朝刊の書評欄に滝田洋一編集委員による書評が掲載されました。これで販売に弾みがついて欲しいと願います。

(2009年1月12日書き加え)榊原英資さん「強い円は日本の国益」ではユーロ誕生までの歴史にもページが割かれていますが、本書を何度も引用してティートマイヤーの回顧を紹介しています。

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高校生のための哲学入門

長谷川宏著のこの本を梅田望夫さんが16日(日)の読売新聞への寄稿で紹介されていたので購入を手配。曰く、「哲学の背景知識を持たない誰が読んでも、人間について考えるきっかえが得られる名著」で「平易な文体で読者を深い思考にいざなう」上に、「この本を読んでいるとなぜか著者の問題提起をふと自分のビジネスの日常的関心にあてはめて考えているのに気付くことが何度となく合った」とのこと。第3章の社会の目では、個と組織の関係のデザインや、イノベーションを生む風土について考える、といった風に、と紹介される。

ブログをきっかけに共感を覚えるようになった梅田さんが新聞に書かれたものを頼りに本を購入する、しかもその新聞というのが日曜日だけは自分で駅まで出かけて買い求める新聞であったことに、これまでにはあまりなかった不思議なきっかけの連鎖を感じる。

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The Age of Turbulence by Alan Greenspan

アマゾンジャパンに行ってみると17日発売で入手できるようでしたので、一冊注文しました。入手に3-5週間かかるとの表示でした。実際には注文が出てくると思うのでもう少し早く手に入るのではないでしょうか。邦訳も早く出してほしいですね。

(修正)paper back云々というのは誤解でした。ペンギンですが、ハードカバーですね。

(9月28日記)昨日アマゾンから配送されました。10月10日頃と説明されていたのでビックリ。早速最初の数頁は読みました。

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09/14/2007

金融市場の混乱

10日程度不在にしていたのでその間の情報整理が大変。

さて、退任するANZトップのインタビュー記事(11日報道)が興味深い。ここ3年間のMTNでの資金調達により手元の流動性はあつく、クレジット・クランチの影響はない、としながら、市場の価格付けに改善がみられないと同行の資産構造が相当影響され資産への束縛となろう、というもの。注意深く自行へのマイナスの影響を排除しながら、今の市場の状況が改善しなければそれに相当制約されよう、と説明している。関係者にとっては常識的な発言かもしれないが興味を覚えた。

But he played down the likely impact of the credit crunch on ANZ. "We were very fortunate because we have really increased the amount of medium-term debt we took over the last three years and we have held onto a lot of liquidity so we are actually in quite good shape," Mr. McFarlane said in an interview.
"But at some point in time, if the [debt] markets don't open up at reasonable prices, then the structure of banks' balance sheets is going to be affected and that will lead to asset constraint," he said.

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09/13/2007

混乱は長期化

タイトルと直接関係はないが、海外に出ると、Financial TimesもWall Street Journal も店頭売りの新聞が安い。今回はシンガポールに3日間滞在したが、FTが確かS$4と日本円で300円余り。日本は600円だったと思うので半額。これなら何とか買える。買えば読む。

さて、昨日のFTにPaulson財務長官言として、今回のクレジット市場の混乱はアジア通貨危機、それ続くロシア危機や80年代のラ米危機と比べてもより長期化するとのメッセージが伝えられた。検索してみたが米財務省のページにはあまりPaulsonのスピーチは載っておらずこの記事によるほかないが、理由は、MBSを取り込んだ資産の評価が難しいことと関係しているが、第一に、金融市場のグローバル化(米国の不動産ローンも証券化されてドイツの州立銀行が購入していた)、第二に、複雑さのレベル(が高いこと)を挙げる。

この最後の点で少し微笑んでしまうのは、金融機関が金融商品の評価に自信を持つようになると、市場に信認が戻ってくると言うコメント。金融機関での経験からくるコメントだな、と感じた。

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ペース

ペースがなかなかつかめない。とにかく何か毎日書くほかないと思う。

勤務先の年間スケジュール詳細が把握できていないと痛感。昨日は、今頃になって1ヶ月弱先の予定がダブルブッキングであることに気づく。いやはやお粗末な次第で関係の皆さんに陳謝、陳謝。これでは社会的信用を失う。来年3月前の予定を再確認しなくてはならない。インプットする情報が不正確あるいはもれていると、いくらその後のスケジュール管理に注意しても意味がない。反省。

昨日は大学時代の友人2人と会食。まさに働き盛りで成功している人達との気の置けない会話は、彼らに気を遣う必要がないので、こちらもくつろげるのが良いと感じる。話が、どうしても一度は老親の問題や自身の健康問題に及ぶのはやむを得ないところだろう。

というわけで、先週初めから週末までの巡業から漸く立ち直ってきた。それにしても土曜日曜の午後やってきたあの強烈な睡魔、やはり疲れだったのだろうか。

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09/10/2007

しばらくご無沙汰しました

学生達との合宿、海外研修、学会参加と続き、久々に1週間家も留守にしました。ブログを書こうと思えば書けなくもないのですが、意思弱く、そのままに。反省と一念発起でまた書き始めたいと思います。、

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09/05/2007

何度来ても

シンガポールは何回来ても、便利さを感じる場所だと思います。これまで気がつかなかったサービスもあるのでしょうが、サービスの内容も向上していきます。

空港の両替カウンターで、ホテルからの国際電話に使うcalling cardの購入を勧められました。セールスのタイミングとしては絶妙。購入する人も多いでしょう。しかも20シンガポールドルで30シンガポールドル相当分を購入可能とセールスしてきます。まあこれで何分はなせるかが問題ですが。 次回の海外出張までにはSkypeでの通信体制を整備する必要がありそうです。仕事を変わってから自腹での費用負担が多く、痛切な問題です。

ホテルのビジネスセンターにニューヨークタイムズ、ルモンドなど、遠隔地の新聞を綺麗にコピーしたものを綴じたものが整然と並べられています。時間差がほとんどありません。これは便利ですね。ホテルでは身銭をきってインターネットのサービスを利用しても速度が遅いのでインターネットの新聞を読むのは大変。

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09/03/2007

何事も打ち込むことが必要

8月30日日経夕刊の山本英樹氏(日東電工相談役)「情熱」(明日への話題)

高い目線で物事を見ていれば、一つのことに情熱を持ち続けることは可能ではないだろうか。どんな仕事であれ、その世界で一流の域に達していれば、定年後も道が拓けてくる。ーー高い視点で情熱を持ち続けていれば、敷居は楽に越えていけるはずである。

良いお話だと思いました。何事も打ち込むことが必要ですね。

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