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August 2007

08/26/2007

Returns on FDI: Does the U.S. Really Do Better?

リンク: Returns on FDI: Does the U.S. Really Do Better?.

時間のあるときに読んでおきたいペーパーです。3分の1の要因はtaxationで説明できる=低税率国で所得を計上する傾向がある、とのこと。

According to the U.S. external accounts, U.S. investors earn a significantly higher rate of return on their foreign investments than foreigners earn in the United States. This continued strong performance has produced a positive net investment income balance despite the deterioration in the U.S. net asset position in recent years. We examine the major competing explanations for the apparent differential between the rates of return. In particular, almost the entire difference occurs in FDI, where American firms operating abroad appear to earn a persistently higher return than that earned by foreign firms operating in the U.S. We first review a number of explanations in the literature for this differential. We then offer some new evidence on the role of income shifting between jurisdictions with varying rates of taxation. Using country-specific income and tax data, we find that about one-third of the excess return earned by U.S. corporations abroad can be explained by firms reporting "extra" income in low tax jurisdictions of their affiliates.

私自身も関係した以下のプロジェクトでの経験(苦労)が思い出されます。

http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/tyousa/1802usatyousa_1.pdf

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08/22/2007

年に一度の検査など

夏休みがあるような、ないような。昨日と今日は恒例の人間ドック。かなり凝ったコースだが、気に入って既に3年目。今回は、胃も大腸もカメラでみる画像に心なしか生気が感じられず老いを感じたが、それは別にして見たところ大事なく、これで少なくとも半年は不安なく過ごせる。まあ肺がちょっと気になるが。この不安感の除去が嬉しいところ。前は、生命保険だけかけてあとは一か八か運に頼っていたがやはり検査は必要。一年目はPET検査を受けたのだが、さすがに費用の問題も大きく2年目以降は受けていない。今年は、アンケートで、いくらだったらPET検査を受けますかとか、PET検査にどこまで求めますか、というのがあって苦笑してしまった。かなり広範囲を対象にして50千円程度で済むのであれば安心料として良いかもしれないが、これを受けても見逃すものは見逃してしまうので、絶対ではないと思う。

仕事の関係で読んだ本以外では、加島祥造さんのいくつかの文庫本が印象に残る。実は、今春にNHK教育テレビ「宗教の時間」に加島さんの伊那谷の暮らしが紹介されこれに強く動機づけられたもの。人間ドックの検査待ちの時間などを使ってだいぶ読めた。「伊那谷の老子」「タオ」「老子までの道」。 福岡伸一「生物と無生物のあいだ」はその前に読んだ。分子生物学の研究もあまりに人間的で生々しい。それが福岡さんの自叙伝と重ね合わされ、ニューヨークや東京の風景が重なり合う。名文だと思う。

久恒さんのサイトで知った山本眞一「大学事務職員のための高等教育システム論」は読み返した。この分野の知識は少なく大変有用だった。そういえば筑波大学というのは大学紛争に対する当時の政府が出した処方箋だった。宇田光「大学講義の改革」はアマゾンでたぐっていって購入したもの。BRD(brief report of tghe day)方式はよく研究して取り入れる意味があると感じる。

検査でやはり体力を消耗したのか夜にかけて不調。オフィスで無理矢理横になってしまう。睡眠不足か、水不足か(下剤はたくさんのむが)、栄養不足か、どうも水分不足の要素が結構おおきかったようだ。現金なものと思う。

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08/21/2007

Robin Hood Regime

大手のヘッジファンドがこのところ苦戦しているのに小型のファンドは健闘。これを称してRobin Hood Regimeですか、面白いですね。

リンク: 1440 Wall Street.

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08/18/2007

吉祥寺にある黒毛和牛のステーキ・しゃぶしゃぶ・焼肉レストラン葡萄屋

昨日はここでお昼をご馳走になりました(ありがとうございます)。

ところが夕刻あった友人に聞くと、そこは吉祥寺に住んでいた(今から25-35年前の話)ころ何度か行ったことがあるとのこと。昔からある名店でした。

ハンバーグステーキが、シチューを入れるような底深のお皿にはいって登場しましたが、ドミグラソースが何ともいえない濃厚さ。

リンク: 吉祥寺にある黒毛和牛のステーキ・しゃぶしゃぶ・焼肉レストラン葡萄屋.

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08/16/2007

Pooleセントルイス連銀総裁

Bloombergのnon-Japanese版のスイッチを入れたところ、Poole氏が登場。Calamity(災難?)にならない限り金融緩和は行わない。1998年と今では状況が全く違うというのがその理由として挙げているところらしい。

一方で、ロンドン午後に入って大きく円高にすれている。このあたりが一種の売りのクライマックスでしょうか。

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香港の将来 Public Consultation on the Green Paper on Constitutional Development

香港の新聞社から以下のconsultatino paperにコメントしてほしいとのアンケート依頼が来ました。そういえば7月に何かで見た覚えがありますが、これは読んでみる必要がありそうです。香港のサポーターとしても。

リンク: Public Consultation on the Green Paper on Constitutional Development.

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subprime loan備忘(14-15日朝)

Martin WolfのFear makes a welcome return (8月14日付ですから15日配達のFTに掲載)を取り上げ必読としているブログが複数あります。subprime loanに発する今回の危機を2000ー2010の複数先進国の不動産バブルとして、今世界が抱える構造的問題に及んでいます。途中で、7月下旬にセントルイス連銀のPoole総裁が、「連銀が市場の変動(upsets)に対処するのは、価格の安定や高水準の雇用の維持あるいといった基本的な目標の達成を危うくする脅威がある場合、あるいは、金融市場の動きが市場のプロセス自体を脅かす場合に限られるべき。」としたことを取り上げ、これに彼自身がその当時賛同したことを説明しています。hedge fund managerのJim Craemerが、Bernenke議長は学者さんだ、私の同僚達はこのビジネスに25年従事しているが、Bernankeは何もわかっていない。FEDは眠りこけていたんだ、と激しく非難したことも取り上げています。

関係者の利害が対立し、いわゆるモラルハザードの問題も発生しかねないところでFRBの対応には難しいものがあります。しかしまず金融市場混乱を沈静化させ、ついで再発防止策に取り組むべきではないでしょうか。

なお、Poole総裁の演説はsubprime loan関係の基本的な用語解説になっている部分もあってその意味では貴重ですね。

また、格付機関のsubprime loanへの対応も問題になりはじめました。WSJのHow rating firms' calls fueled subprime mess(15日付)という記事はこれを丁寧に解説してくれています。2000年当時はSand Pは借り手がpiggybackとよばれる、最初の支払いにあてるために第二の借入を行うことを認めていたのですが、6年後にはこの見解を改めました。しかしそのときまでに既にそういった融資が相当増加してしまっていたと説明しています。
むろんFannie MaeやFreddie Macはこういったpiggyback付きのポートフォリオは購入しないのですが、証券化によってより高い利回りが得られることでこれを組み込んだMBSは投資家の引き合いも強かったようです。2001年にはS and Pが、piggyback付きのポートフォリオについてはpiggyback部分が全体の20%を超えなければ問題なし(did not penalize)としていて、この前提を数年間変更しなかったようです。

実際にsubprime loanで格付機関が手にすることのできる手数料は、伝統的なビジネスの約2倍だったとのことです。証券化が始まった初期の段階では格付機関が必要なhistorical dataの提供を貸してや引受業者に求めていたようです。また、引受業者は期待している格付が得られないと格付機関を変更していたようです。

2006年までに Sand Pは、piggyback付きのloanの焦げつき確率がそうでないものに比べて43%高いとの内部調査を行い、同年4月には7月までに引き受け業者が新しいmortgage portfolio に含めるべき担保を引き上げることを明らかにしました。しかし、S and Pは既存の証券化商品の格付は引き下げなかったとのことです。さらに細かい記述がありますが、印象を含めてまとめてみると、、
・S and Pは内部検討はしていたものの、実際に事実として延滞率が上昇しないことには格付の変更などに踏み切ることが出来なかった。
・2007年3月にはS and Pの見通しとして、住宅価格が2007年中は横ばい、しかし、2008年には3-4%上昇すると発表。これを7月初めまでに引き下げ、2007年中に2006年のピークから2008年第一四半期にかけて8%下落を予想。このあと債務不履行などが増加。subprime loanを供与する側でも延滞が急増。これがS and Pの予想を遙かに上回った。
・S and PはいくつかのA- の格付を5段階引き下げてBBとした。

というところでしょうか。

格付機関の役割には非常に難しい部分があります。まるで、アジア通貨危機の再来と思われるような、一見「後付け」の格付の大幅引き下げです。事実を確認した上で格付の見直しを行おうとしているのでしょうが、第三者の目から見ると、市場の悪化を後追いして格付を引き下げているとしか見られない部分があります。しかし、格付機関の発表するものを注意深く読んでいれば、少なくとも業界関係者は今回の危機を予測できたのかもしれません。

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Myanmar(ミヤンマー)-国内小売燃料価格急上昇?

ブログの普及でミヤンマーのニュースも入手ができるのですね、それもかなり市井の話も。

バスが毎朝給油している液化ガス(CNG)の値段が5倍に上昇し、それがバスの乗客にほぼそのまま転嫁された話。

日本では国境を接する隣国の失政の話がよく取り上げられますが、ミヤンマーは民主化の問題に加えて経済運営の失敗の問題があることは間違いありません。このところの世界的な原油などの上昇が問題をあぶり出しているのでしょう。

リンク: dawn_1o9's Xanga Site - Myanmar Fuel Price Hike.

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08/15/2007

はてなとの使い分け

はてなとニフティの使い分けをしていますが、両方を比較してみました。

はてなでは、bookmarkを利用して、後で読もうとか、後で検索するかもしれないからメモっておこうといった感じでサイトを記録しておきます。これが、ある意味で、お気に入りを、どこにいってどのパソコンからでも探す道具になっています。

はてなでは、RSSを出していないサイトであっても、アンテナを利用すると、新しい記事が載った時にお知らせを受けることができます。

はてなでは、RSSも単に読むだけではなく、一日一度、その内容を電子メールで受信することができます。通勤電車の中などで読むには好都合です。ただ、あまり量が多いと携帯電話のパケット通信料に影響しますが。

はてなではRSSの受信件数に制約がありません。

ブログは中々細かいつくりがあって便利です。

ただ、はてなでも不便な点はあります。

ブログを書く際に、引用するサイトがいったん閉じてしまいます。見返そうとする際に不便です。ただ、執筆してからアップロードする時間が短いような気がします。また、執筆中にバックアップを取ってくれるので倒れる心配がありません。ニフティにはこれがないので、ブロードバンド環境下でも他で下書きをしてから貼り付けた方が安心です。

最近はメンテナンスもかなり行われます。ニフティほどではないかもしれませんが。

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チリとのFTAに期待するもの(閑話休題)

チリ大統領が日本とのFTAに調印したという。朗報だ。日本のFTA締結がメキシコに続いて中南米の国々との間でも拡がるという期待をこめてもそうだが、チリ産のワインが安く入手できる可能性が出てきたからだ。このところオーストラリアワインも、欧州のワインも円安で随分値上げが進んだ。米ドルベースでワインを輸入できるチリはその点為替相場の影響をあまりうけないだろう。現に、韓国ではFTAを結んだチリからのワイン輸入が急増しワインブームの火付け役になったという。で、この際、円建てでワインを輸入する努力も行ってほしいと思う。円の国際化である。

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金融市場の情報収集

実務の第一線から距離を置いていると、金融市場関係の情報収集が難しい。もっぱら活字やテレビなどに頼ることになるが、勤務先ではほとんど英字紙を購読していない。いまどきジャパンタイムスでは、提携先の海外紙の一部の報道は入手できても、経済紙関係の情報入手は難実務の第一線から距離を置いていると、金融市場関係の情報収集が難しい。もっぱら活字やテレビなどに頼ることになるが、勤務先ではほとんど英字紙を購読していない。いまどきジャパンタイムスでは、提携先の海外紙の一部の報道は入手できても、経済紙関係の情報入手は難しい。といって電話でいちいち知り合いに聞くのは大変迷惑な話だ。
そこで勢い、活字を中心にしたニュースを追いかけることになる。
幸い、英字を中心に経済紙は費用をいとわなければインターネットでかなりのものが手に入る。
ただ、問題は、一覧性である。ハードコピーは「一覧性」があって短時間で読めるが、International Herald Tribune をのぞくと購読料金が高く、個人単位で購読するのは難しい。インターネットの記事をひとつひとつ追いかけるのは大変だ。RSSのおかげで見出しは比較的容易に入手できるがいちいちこの本文を読むのも大変な作業だ。
もうひとつの情報源はブログ。こちらは、良い優れたブログに出会っているとかなり参考になる。特に海外情報でのブログの価値は計り知れない。
とりあえずは、自分の得た情報をまとめ、次のレベルにステップアップするための経路としてブログを活用してみたい。恥はかきすてとは言わないが、恥をかいてみて次の高みの風景が見えてくるはずだと思う。

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金融市場の動き(13日海外分)

金融サービス会社のコベントリーが満期を迎えた債務の借り換えに向けた資産担保コマーシャルペーパー(CP)の発行ができず、既発CPの償還期限を延長し縛アップライン(C$700mio)を発動したという。サブプライム問題に端を発した、信用収縮懸念がカナダの金融機関にも広がっている。しかも、バックアップラインの提供している金融機関の中にこのライン発動に応じなかったところがあるという。

ECBが9月に利上げに向かう可能性が高いという。これで利上げを行わなければ、ECBは市場が知らない重要情報をつかんでいるとの憶測を市場に与える、とコメントする市場関係者も現れました(IHT 報道)。

豪州にも打撃を受けたところがいくつかある。金融市場インフラが発達しているのがかえって仇になって米国のモーゲージにもexposureを持ってしまい打撃も大きかったとの解説を読みました。

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An Odd Example in Today's WSJ

リンク: An Odd Example in Today's WSJ.

http://online.wsj.com/article_print/SB118705311075996714.html

不動産ローン実行に際しての条件が随分厳しくなったという報道が続いているようですが、こういうのを見ていると、自由競争にゆだねる方法と、監督官庁が商品供与にあたって、かっちりと事前に審査をする方法とどちらが良いのかしら、と思ってしまいます。それでも、やはり基本的には自由競争にゆだねる方が良いのだろうと思いますが。

記事自体ではなくそのなかの囲み記事の記載ですが、どれも日本の住宅ローンでは多少の違いはあってもまず必要とされる事項です。

Try to make at least a 5% down payment.(5%は前払いを行うように努力する)
If possible, put enough money down to avoid taking out a higher-rate jumbo mortgage.(できれば、高金利での高額不動産借入を回避できるように、十分な前払い金を準備する)
Be prepared to verify your income through tax or other documents.(納税他の書類によって所得水準を証明できるようにする→こんなことも行わずに住宅ローンを供与していたのでしょうか。)
You may be required to have assets on reserve equal to six or more monthly payments.(当初の少なくとも6ヶ月の返済・金利支払いに相当する資産あるいは預金等を持っていることが必要。)

このように話が波及してくると、米国の住宅市場への影響も、かなりのものがありそうです。

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08/14/2007

ユーロ安の説明 Forex Blog: US Mortgage Troubles Now Affecting Euro

揚げ足を取るようなコメントはしたくないけれど、この説明でいくとSantanderが米国のハイリスクローンに22億ドルのexposureがあるという調査レポートでユーロが売られたという。

どうも市場のその場で体感していないから、現場感覚というか臨場感がなく、活字だけで読み解くのはしんどいですね。

リンク: Forex Blog: US Mortgage Troubles Now Affecting Euro.

そういえば、今朝のテレビ東京に出演された、加藤出氏の説明は、一昨日はユーロドルOvernight金利、FF Overnight金利とも高止まりし引けにかけて落ち着いていたが、昨日は最初から目標水準近辺で安定、またこのところ資金調達上プレミアム支払いなどでコストアップしていた欧州系銀行と米銀の違いを説明されていたが、「現場感覚」でいえば重要なところを押さえておられたと思う。

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08/13/2007

軍事裁判/花山信勝先生

NHKスペシャルに金沢(石川県金沢市)の宗林寺が登場。花山信勝先生のご子息である花山勝道先生には、亡き父が大変お世話になったことを思い出します。合掌。

リンク: 軍事裁判/花山信勝.

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HSBCが中国湖北省に小規模銀行を開設?

リンク: HSBC to Launch Its First Rural Bank in China - Fu Tao and Wang Zhen :: China Digital Times (CDT) 中国数字时代.

HSBCがついに36の地域(district)を調査の上Cengdu district, Suizhou City(随州市), Hubei Province(湖北省)に小規模な銀行を開設する許可を得たという。中国は海外から進出する銀行には色々な注文をつけているが、都市部よりは農村部、沿海部よりは内陸部への金融機関の進出は待ち望んでいたところだろう。一般の外銀には当面難しいんだろうな、と想像します。

なお、この報道を見ると、この町はmushroomの輸出で有名らしい。とすると日本向けの輸出ビジネスなどで十分に商売としてはいけるのかもしれません。

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08/12/2007

Blogline復活したが

Bloglineの自分のfeedをよみにいったところ、久方ぶりに復活していたようです。突然自分のアカウントのfeedが読めなくなり、色々他のサービスを試したあげくの果て、今はHatenaのRSS readerで満足しています。Bloglineは設定は楽なのですが、feed件数が200件に到達すると新しいものが全て読めなくなります。hatenaはそんなことはないですね。たまりすぎて困ることもありますが。たまりすぎるのを回避する最善の方法は気に入ったものについては個別にfeederをつけていくことのようです、手間ですが。こうすると、Bloglineのように、200件までという制約がないので、自分の好きな時間に好きなblogに目を通すことができます。

しかし、いつ復活したのでしょうね。news系のfeederをみると、あるものは4月19日ころだったり、あるものは6月23日頃だったりバラバラです。結構時間をかけて復旧したことが想像できます。

http://www.bloglines.com/myblogs

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08/11/2007

香港とシンセンの融合

香港特別行政区政府下のシンクタンクが、香港と隣接するシンセン(経済特区)の融合を提案したとのこと。原典がどうも中国語で読めないが、中国への(一般の)見方の変化や、人口の自由な動きについてもっと議論の余地があること、を挙げているという。

香港もシンセンも、15年あるいは20年前とは違って、いったん、魅力を高める努力を怠れば、存在感を失うという状況に至って、色々な試みがなされている。香港については、金融センターとしては上海との関係が常に問題になるし、アジア通貨危機後おそわれたデフレ解消には中国からの強力な支援が必要だった。だが、今の一国二制度のもとでは香港の基本的な地位を大きく変えてシンセンにつなぐのは難しいから、この議論はその次をにらんで、とりあえず今の制度下で何が可能かという議論を始めようというものではないかと思う。

リンク: Global Voices the change of attitude in relating to China and the potential debate on free flow of population(zh)..

Hong Kong Chief Executive’s think tank, Bauhinia Foundation Research Centre, proposed the merging of Shenzhen and Hong Kong into a metropolitan, Lu qui luwei noticed

Online » China and Hong Kong: Merging of Shenzhen and Hong Kong

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08/10/2007

交通渋滞の季節、東京大学大学院教授による「渋滞回避術」

番組のメモありがとうございます。見ていたのですが、全部見ておらず、貴重な情報をいただきました。

むかし、ハイヤーの運転手さんに教わったことの一つに、渋滞の原因の一つに、車線が合流するところで素人のドライバーがすぐに合流しようとすることがあり、合流車線が終わるところまではとりあえず走りきるべき、というのがありました。これをやると、取り方にとっては、割り込みにもなってしまいなかなかできませんでしたが、最近はこの方法をとるようにしています。

車間距離は、あけると割り込まれますよね、それはかえって後ろを走る車にとっては危険だから追突しない程度に間を詰めていると思います。ただ、そうすると前の車の速度にぴったり合わせる必要があり、これはこれでまえの車の運転がへたくそだと疲れます。私は後ろの車との車間距離をみながら、後ろが迫りすぎているときは前を多少あけるようにしています。

渋滞時は一番左がすいているというのも経験則にあいますね。目先3-5分程度のレンジでどのレーンが一番すくのかを、ぱっと瞬時に予測して走ってみる、予測したのだから結果が出るまで2-3分はウロウロしないというのも重要かと思います。一々、右や左やと動くのは、危険だし、歳を取ると疲れてとてもできません。それよりも、ぱっと見た目の判断、予測の的中度を測った方が面白いと思います。

リンク: 交通渋滞の季節、東京大学大学院教授による「渋滞回避術」.

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元建て債券の発行代わり金の仕組み

最近、貞子さんの連れ連れ日記を読むようになりました。興味深い分析をいつも拝読しています。さて、

元建ての代わり金を外貨(多くの場合米ドル)に為替スワップして持ち出す話とすれば、元の代わり金が最終的に誰の手に渡るかを金融当局がモニターしていれば大きな問題にはならないと考えられます。

北京 9日 ロイター] 中国は、外国の企業や機関が中国で人民元建て債券を発行して調達した資金を外貨に交換し、中国国外に送金することを認める方針。中国国家外為管理局(SAFE)のトウ先宏副局長が9日、フォーラムで明らかにした。

 人民元建て債券の発行は、これまでにアジア開発銀行と国際金融公社の2つの国際機関が認可されたが、調達資金は中国国内で使用するという条件が付いている。

むしろ、これまで為替スワップすら認められず、国内でそのまま代わり金を使用するように求められていた状況に比べれば、随分と、選択肢が増えて便利になりそうな気がします。そういう面で、他のアジア各国がこれまで取ってきた漸進的な金融市場開放の道を中国も注意深く歩んでいると言えるのと思います。

ただ、悪魔は細部に潜んでいます。今回の新しいガイダンスの詳細を確認する必要がありそうです。為替スワップではなくアウトライトでの外貨交換→持ち出しとすれば、有効性は別としてユニークな手法と思われます。中国当局が自ら行えばこれは立派な外国為替市場介入なんでしょうが。

リンク: 本当に『とてつもない国』中国?Part2:貞子ちゃんの連れ連れ日記 - AOLダイアリー.

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08/09/2007

観世栄夫さんの全く個人的な思い出

観世栄夫さんがなくなられて少したちました。
幼少の頃、時代ドラマ等に出演されているのを見た覚えがありますが、最近では、
おそらく1996-2000年頃、日曜日にやむをえずオフィスに向かう際に、営団地下
鉄(現東京メトロ)に乗り入れている電車で少なくとも2回お見かけしました。
背筋を伸ばしてまっすぐ立ち、扇子で腿のあたりを打って拍子をとりつつ、謡曲の稽古をさ
れていたのではないかと思います。一度ならず二度見かけて驚いた覚えがありま
す。
また、車内では周囲の誰も注意を払っているようには見えず、大変好ましく感じ
ました。

遅ればせながら、心よりご冥福を祈ります。

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08/07/2007

中国産への対応

題して「排除できない中国産」 いなば食品さんの中国工場の話が昨日のワールドビジネスサテライトで紹介されていた。品質の維持のために中国に進出して製造。包装にさりげない工夫=原産地中国とだけではなく、「いなば食品自社工場で製造」と記したり、工場の写真をつけて販売。中国産食品への懸念を払拭するための工夫。他に日本の食品会社などが共同出資して作った食品検査研究所?の話も。
http://www.inaba-foods.co.jp/

しかし国産うなぎのシェアはもう2割しかないのですね。でも中国も数年前までは日本向け輸出が9割だったのが今は5割とか。確実に色々な貿易関係が変化しているようです。

もっとも、より身近な問題は、「倒産時代を迎えた大学」の方でしょうか。

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マクドナルドの中国での賃金引き上げ

マクドナルドが中国での賃金を最低賃金の12-56%上まで引き上げるようです。中国では既に815の店があり、45千人を雇っていると言うが、これで広州の従業員の月給は21%上昇して1072元になるそうです。

マクドナルドのビッグマック指数では、毎回、中国のビッグマックが一番安く出て、スイスが一番高くでます。原材料費もともかく人件費の高低が大きく影響していると思いますが、今回の賃上げで多少この高低が縮まることでしょう。

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08/06/2007

中島敦「李陵・山月記」を表現する

内田樹 中島敦「李陵・山月記」(たいせつな本 8月5日朝日新聞)現代の書き手にはもう見ることのまれな美質を2つ挙げている。第一は、中国の古伝の逸話を簡潔に主観を交えず祖述する点。第二には、宇宙的疾走感に類するもの。読者はいきなり千年の時代、万里の距離を超えて見知らぬ人物の前代未聞の異様なる経験に立ち会わされ、しばしばわずか数頁の記述のうちに物語の中では数十年の歳月が流れ登場人物達は再び時空の彼方に消え去っていく。この宇宙的疾走感に類するものを現代文学のうちに見いだすのは難しい。時空を超えた宇宙的視座から世界と人間達を一瞬だけ俯瞰する、あるいは、そのような幸福な幻影を見るのはごくまれ。
中島敦さんの作品を初めて読んだときの印象を、これまでうまく言い表せなかったが、それを内田さんがプロフェッショナルに表現されている。感服。表現力はどうやって磨けば良いのだろうか。

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08/04/2007

アーティストとのセッション 金沢 盛会でしょうね

たまたま随分お近くにいるのですが、用事との関係で日程的にちょっと難しいのでエントリーはあきらめました。盛会でしょうね。少人数のセッションですが運良く参加できる人がうらやましいなあ。

リンク: 茂木健一郎 クオリア日記: アーティストとのセッション 金沢.

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オープンキャンパス

7月31日で定期試験も終了。今日はオープンキャンパスのお手伝い。6人の学生さんの質問に答えた。応募してくれればと思う。

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08/03/2007

マルチ画面で飛躍的な能率アップ

前からマルチ画面のパソコンは欲しかったが、デスクトップ派でないと設定は難しいと思っていた。ところが、たまたま液晶画面を勤務先用に購入するために家電量販店にいって、レジで聞いてみると、ラップトップパソコンでも設定できるという。しかも値段も10千円をわずかながら切っている。迷わず購入して設定。これは便利。画面が横に伸びてもうひとつの液晶画面に入りこんだようなものですが、とても便利。色々な使い方ができそう。液晶画面を使って小さな画面のラップトップでもデスク上では見やすくすることができますが、さらに作業台が大幅に拡大したようなもの。軽いので着脱が面倒でなければ持ち運んで複数の違った場所にある液晶モニターにつないで利用することができる。まあ、ラップトップ本体とモニターの2台のスクリーンを利用できればそれで良いかなというところ。おすすめです。

購入したのは、I-O Data USB-RGB

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08/02/2007

小田実(おだまこと)さん

小田実さんといえば、直接の接点は全くないが、高校大学時代まで何冊かの岩波新書を読み、その独特の文体につよく印象づけられた覚えがあります。

リンク: 「何でもみてやろう」「ベ平連」の小田実(オダマコト)さんの思い出 - 久恒啓一の「今日も生涯の一日なり」 - 楽天ブログ(Blog).

あまり正直言って好きな文体ではないし、何かきめつけられるところは好きではありませんでした。しかし、こうやって若い頃読んだ書物の著者が一人また一人と鬼籍に入っていくのをみると、これが歳を取ることかと思います。

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08/01/2007

夏休みとはいいながら

勤務先が夏休みに入りました。大学(私大)なので定期試験が終われば夏休みで
す。教務(一般には「事務」と言われていますが、私は「事務」という呼称はあ
まり好きではないので「教務」にします)でも、おそらく盆暮れの世の中が完全
に休止している期間以外はオフィスに出ることになりそうです。今の大学は、学
生達を社会に送り出す実質上最後の関門として、責任も重く、少子化で大学の競
争も厳しくなっていて、当然のように色々な仕事が振られてきます。学生達の指
導も夏休み中完全に休止するわけにはいきません。というわけで今日は「出初め」
です。午後は短期インターンシップに行く学生を一人研修先に紹介のために引率
します。早朝の電車がさすがに8月に入って学生も減り多少は快適なのが救いで
す。

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