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December 2005

12/31/2005

映像ではなく文字の記録

写真を取る理由として日々の記憶を記録することが挙げられよう。しかし映像の記録は、そのとき感じたことを呼び覚ましてくれるが、その映像を見ながら何を考えていたか迄は教えてくれない。それと違って日記というのは日々思い考えた事を記録することが出来る。ところで日々考えていることのなかには、重大な自分にとってのイベントもあれば、その場では覚えているがあとになってしまうと思い出すのが困難なことが多い。茂木健一郎さんの新書を読んでいて9.11事件を最初にテレビで見た際に何をしていたかは覚えていてもその前日何をしていたかは覚えていないのが普通といった意味のことが書かれていた。記憶に鮮明に残らないことでも、記録に残しておきたいと思うことがありそうだ。

大晦日だが引っ越した母の元に急いでいる。例年はこちらに呼んで正月を過ごすことが多いが、今年は事情あって一人なので、こちらが出かけることとした。大晦日の夜、最終便ではないが飛行機もさほど混んではいない。地元の空港から街に向かう高速道路も交通量が極端に少ないような気がする。幸いここ1,2日は穏やかな天候になりそうだ。今度の母の住まいは近くに父に連れられていった神社の一つもあり、初詣できそう。何でもこの神社にお参りした甲斐あってか徴兵されたものの戦地に赴かず済んだとか。

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12/25/2005

フィンランドと米国のクリスマス比較

フィンランドと米国のクリスマス比較、ブログならではの面白い情報。インターナショナルな考察はこういうところから観察できるのかな。

リンク: Finland for Thought ? Finnish Christmas vs. American Christmas | Politics, current events, culture - In Finland & United States | An American's blog in Finland.

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内田樹さんのいう「財布の共和国」

東アジア共同体は財布の共和国?

内田さんの舌鋒鋭いですが、

来るべきAUはRépublique des Bourses 「財布の共和国」というようなものになるであろう。

というのは言い得て妙です。でも財布の共和国というのは、アジア通貨危機(1997年)の惨禍を被ったからこそ可能なので、そういった必要は発明の母というか、実際の必要性から歩み始めているのがアジアの特徴でしょう。

ただし、注意すべきは以下の点でしょうか。

1.アジア通貨危機の惨禍の記憶が薄れていくと共同作業の必要性についての認識も薄れていく危険性があります。戦争ではないだけに惨禍の記憶というかそのときに以下にその抑圧というか収拾に苦労したのかという点は折に触れて強調する必要があるかもしれません。

2.財布の共和国では、理念がともすれば後に引っ込み技術的な議論が中心になりがちです。その技術的な議論を引っ張っていく理念は、地域統合とは違った技術的なものになると思いますが、それをしっかりやっておく必要があると思います。

3.財布の共和国を一段も二段も高めるチャンスを自ら捨てるようなことがあってはなりません。アジアにはアジアのやり方があるというのは言い過ぎですが、あり得ると言うのは決して言いすぎではないと思います。

こんなことを考えました。内田さん、ありがとうございます。貴重なヒントでした。

リンク: 内田樹の研究室: 捕虜と戦陣訓.

ジャン・ルノワールの『大いなる幻影』は第一次世界大戦のフランス人捕虜を扱った物語である。
この中ではドイツ人の貴族(フォン・シュトロハイム)が、同国のドイツ人の無学でがさつな軍人たちよりもむしろ自分と同階級に属するフランス人の貴族(ピエール・フレネ)の学識と趣味に対して深い親近感を示すという「倒錯」が物語の縦糸になっている。
おそらくそれに類する「国境を越えた同種意識」というものがヨーロッパには伝統的に存在するのであろう。
もしかするとEUというような政治構想が可能なのはそのせいかもしれない。

EUの原形的なアイディアはすでにオルテガが1930年に書いた『大衆の反逆』の中で素描しているが、こういうことは「私と同じ程度に理性的に思考できる卓越した知性」とは国境を越えて連携可能であるという確信がなければ思いつくものではない。
フランス語にはRépublique des Lettres (学知の共和国)という言葉がある。
学問のある人間たちは国境を越えてラテン語で自由にコミュニケーションすることができた中世以来の知的ネットワークを指していう言葉である。
ヨーロッパにおいては、伝統的に「階層の差違/知性の差違/趣味の差違」はしばしば「国境線」以上に強固であり、排他的であった。

東アジア共同体(AU)がもし可能であるとすれば、やはりこのEUモデルを踏襲するしかないと私は思う。
だが、アジアの場合はどうやら、それは「国境を越えた金持ち同士の利害の一致」の方が「同国の貧乏人に対する同郷意識」よりも優先するというかたちを取る他ないように思われる(残念ながら、アジア諸国を見渡しても Hommes de Lettres 「知識人」が国政を領導しているような国民国家はどこにもないからである)。
だから、来るべきAUはRépublique des Bourses 「財布の共和国」というようなものになるであろう。
それでも戦争よりはよほどましであるが。

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12/24/2005

Merry Chrismas!

E Christmas Cardというのがだんだん増えてきた。特に海外からいただくものに多いが、個人よりは組織人が多い。サイトにアクセスして初めてみることができるものもあるが、中には電子メールにファイルが添付されているものも。そういえば日本でも電子年賀状がかなり用いられるようになっているが、こちらは何かお年玉付き年賀葉書に対抗しなくてはならないと思っている人が多いせいかサイトにアクセスすると抽選に入る権利が生じるというものが多いような気がする。私はあまり重くないソフトで電子メールに添付などできて、でもある程度類型化しているものは何人かまとめて出せるようなソフトが欲しいのだが、今年は無理ですね、もうイブですから。Merry Chrismas!

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12/23/2005

箱崎シティエアターミナル

箱崎のコインロッカーは大分良くなりました。料金はおそらく一日いくらという風に改定されそんなに費用がかからなくなりました。使う人が少なくなったのでしょう。

リンク: Forward: 成田空港までの荷物運搬.

ただ、箱崎のターミナルの2階にある大型drugstore、便利なのですが徐々に店舗面積が縮小し、品揃えも限られてきました。お客が少ないから無理かな。

両替サービスはトーマスクックが店を開いていますが、待ち時間ゼロなので重宝しています。成田空港ではこうはいきません。

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新幹線とインターネット接続

Willcomでの接続は徐行運転区間でないと速度が出ずもったいない。トンネルが長いと切れてしまう。ということで、停車駅に近づいたところで接続するしかない。こだまに乗ればよいのだがそうもいかない(計画的にこだまに乗るという手もありそう)。移動中は通信を気にせず乗車前あるいは降車後に接続することにして他のことをやるべきでしょうか。

そういえば名古屋駅新幹線上りホーム上のサンドイッチ屋さん、サンドイッチはその場で一生懸命作っていて値段もreasonableですが、コーヒーにレギュラーとトラジャがあり、トラジャは320円と高いけれど、本格的な味わいで眠気を覚ますには最適でした。乗車後また新幹線のコーヒーを買い求め。高いけれど眠気を覚ますのはとても重要。

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12/22/2005

名古屋

名古屋の某大学で講義を頼まれて夜2コマ3時間の授業を行いその後一泊。学生さん達の目が輝いていて、講義をする方も、講義自体が3ヶ月ぶりであることもあって、気持ちが多少高揚する。一人少し眠そうな人がいるけれどアルバイト等で忙しいのかな、と一人だけだと同情して考えてしまう。初心者にわかりやすく説明するというのは重要なことで自分自身の理解度が試される。人に教えることで得られる最大のメリットかもしれない。それと大学の皆さんがとても親切なこと。大学はサービス産業という点をしっかり押さえておられるようだ。お世話になった某先生にも感謝。繁華街のホテルで回りは歓楽街でしたがいつもの通り誘惑を退け、カツ定食を食べてホテルに戻りました。

大雪の後で道路のそこかしこに雪が未だ残っています。

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12/18/2005

東アジアインターネット接続事情

備忘まで今回の各国ホテル滞在で感じたことを書き留めておきたい。

1.LANでの接続がどの国でも一般化している。Singaporeや香港といった電話回線がしっかりしているところでもホテルは有料LANを提供しているが、接続は余り安定しておらず日中アクセスが集中する時間帯を中心に接続が途切れることも珍しくない。最高級の欧米ホテルではそうでもないのだろうが一般のビジネスホテルではそうはいかない。

2.対処策としては以下が考えられる。実行できた物もあれば実行できなかったものもある。

(1)電話線接続のためのモデムセーバーを持参し、プロバイダーの現地提携先と電話接続で利用する。(今回モデムセーバーを持参しなかったがSingaporeのスイ○ホテルの貧弱な接続に比べればおそらく電話線接続の方がベター)。

(2)LAN接続が安定しなくてもあきらめない。ホテルの中にはロビーやビジネスセンター付近で無線LANのサービスを提供している。部屋で利用していれば無料あるいは無線LANであればもともと無料というところもある。有線LANの問題は回線が「細い」ことにあり無線LANは比較的速度も確保されていることが多いようだ(Singapore、ジャカルタ)。

(3)LAN接続が安定しないとメールソフトがうまく機能しない。私のoutlookもシュリケンも、結局メールを読み取れず、webメールのお世話になった。webメールではただし私の勤務先で利用しているものも、ニフティのものも、どうも接続がうまくいかないことがおおい。セキュリティ対策を万全に施すと接続環境がよくないところでは接続自体が不安定になるような気がする。結局全てのメールをヤフーに転送し、ヤフーメールでメールの返信を行った。

(4)webメールは結構使える。ホテルでもインターネットへの接続だけであれば無料で利用させてくれるビジネスセンターもある。空港でも、Singaporeでは、15分間まで無料で利用できるパソコンを空港内の複数箇所に置いてくれていて便利。昔はSingaporeや香港の空港は市内への電話が無料という配慮があったが、インターネットの無料接続はSingaporeだけだろうか、なかなか便利。アセアン内での飛行機の乗り換えはやはりSingaporeが一番便利かもしれない。

3.パソコン自体を軽くしておくことが必要。余計なソフトを外し不安定なLANに対応できるようにしておくこと。上の2(3)に関係するが。

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帰国

出発してから20日弱、何とか帰り着いた。関空の到着ターミナルでは早朝の凍えるような寒さに目を見開いた。羽田も快晴。今回訪れたどの街に比べても羽田の空気は澄んでいる。それだけ日本の経済成長が成熟し東アジア各国とも経済成長の真っ最中なのだろう。ソウルはそういえば日本と気候風土が似ているせいもあるが同じような空気のにおいがしたように思う。

さて、明日から出張の報告やらなにやらでまたそれはそれで密度の高い日々が始まる。

ソウル、香港やアセアンで感じたことはまた折に触れて書き留めておきたい。

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12/17/2005

一体本拠は何処?

ハノイの某ホテルに一泊。何故か自分の家に戻ってきたような雰囲気だ。さまよえるオランダ人とはいわないけれど、2日おきに荷物を抱えて移動している始末。

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12/12/2005

シンガポールの某ホテルのインターネット環境

昔○スティンの名前を上に冠していたシンガポールの代表的なビジネスホテルに泊まっているのですが、インターネット環境が劣悪。安定してつながらないから、電子メール20件程度をダウンロードして何度も失敗し、サーバーにメールを残さない設定にしても、全部のメールを読めない物だから何度も何度も読みに行ってそれで失敗する。

先週も一度わずか7時間滞在したがその際はインターネット手数料を免除してもらったが今回は滞在も数日間なので人を呼んでみてもらった。LANのケーブルとモデムを取り替えたが、どうだろう気持ち早くなった程度。この時間帯になっても全然安定しない。かえって、香港やシンガポールでは電話線接続のためにモデムを持ち歩いた方が良いかもしれない。

ううん、時間がもったいない。何でこんなことで苦しむんだろう。

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12/11/2005

ハノイの休日

といっても体調を崩してホテルで一日静養。昨日昼過ぎに入ってそのままベトナムの人達との大切な会合に参加したが、夕食でいただいたLegendというブランドのお店で出たビールを飲み過ぎたか、ホテルに戻ってからお腹が重くなり夜はかるく発熱、お腹が時々きゅっとしめつけられる。

やっぱり長く出張をこなしていると疲れがたまる。結構仕事が繁忙で、数日後の面談のアポをとりながら、東京からやってくる仕事もこなしていくと、中々毎日がハード。パソコンと電子メールで色々な面で便利にはなったがその分労働密度ははるかに高まっているというのが実感。

結局外出しないまま。夜は「越の一」というベトナム米をもとにしたお酒を熱燗でいただく。ベトナムにしては豪勢な夕食となったが、お腹を温めると気持ちが良い。やはり日本人かと実感する瞬間。

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12/10/2005

ブロードバンドに老齢者が参加すると大きな便益が得られる How Seniors Will Benefit from Broadband

リンク: How Seniors Will Benefit from Broadband.

まだ、報告書を読んでいないが、ブロードバンドインターネットが米国の65歳以上の老齢者及び障害者にどのようなメリットを与えているかという研究報告書。2005年中には約9300億ドルの節約になっているという。医療コストの低下、制度化された(きちんとした)生活を送ることによるコスト削減、及び、老齢者や障害者が労働力に参加することによる生産拡大、を挙げているようだ(要約より)。

感覚ではそういうこともあろうと思っていたが実際に書かれてみるとやはりという感じだ。

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12/05/2005

香港のデモ

香港を離れてからCNNで5日のデモの模様を放映していたので見たが、写し方にもよるだろうがすごい人出だ。インターネットで新聞を見ると主催者側発表で70千人がビクトリア公園での集会に参加したようだが、デモにはもっと多くの人達が加わったのかもしれない。

Anson Chanという前の香港行政府No.2だった人が参加したのが大きく報道されたようだ。今日の英字紙の一面にも彼女の写真が大きく載っていた。

英国より中国への返還から8年半近くが過ぎたが、香港の人達がどこまで民主化といった政治問題で強く主張していくのだろうか。人々の動き方はかわるものだ。

ちょうどThe Tipping Pointを読み始めたところだが関係するところはあるだろうか?

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12/04/2005

ベトナムで変なもの見つけた

ベトナムに長くおられる皆さんには心当たりのあるものもあるのでは?

リンク: ベトナムで変なもの見つけた.

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ビクトリアパークでの集会

泊まっている香港の銅鐸湾のホテルで各部屋に夕方メモが入った。明日はビクトリアパークで民主化を求めるデモが午後3時より行われるので午後1時にはcheckoutして欲しいというもの。そういえばHong Kong Standardが大きく取り上げている。Emily Lau女史の顔が見える。

私はもっと早い時間にcheckoutしないといけないので関係なさそうだが、香港の最近の動きはちょっと日本からはわからないところがあるのでもう少し知りたいところ。

そういえば90年の暮れはまだ天安門事件から2年もたっておらず、街の各所に蝋燭を紙でつつむようにして立っている人達がたくさんいるのに夜歩いていて驚いた覚えがある。あれから15年近くが過ぎた。

ホテルの中にいると中国本土からの人達が本当に多いが、地下鉄やレストランでは香港人が中心でそれなりに安らぎを覚える。こういった瞬間も何度も経験した。ところでクリスマスも近づき夜はなかなか見事なイルミネーションの季節だ。空港が遠くになってもやはり点滅するイルミネーションはなさそうだ。

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12/03/2005

大きな超高層ビルを沢山建てると大地震を誘発する?

台湾のような海面上に出ている部分が小さい島の場合は、大きな超高層ビルを沢山建てると大地震を誘発するのでしょうか?そういわれると日本でも関東ローム層の上は?ということを考えてしまいますが。

リンク: Science | News.blog | CNET News.com.

December 2, 2005 5:01 PM PST Taipei building too much for earth to bear? A geologist says Taipei has seen more earthquakes since a huge skyscraper was built in the Taiwanese capital city and suggests the trend may not be a coincidence. Construction on Taipei 101, the 1,667-foot behemoth, began in 1997. Historically, Taiwan is very earthquake prone, but Taipei itself is not because it sits on the western boundary of the Phillippine Sea plate, according to a Reuters report. But that has changed in recent years, and Lin Cheng-horng, a geologist at the Institute of Earth Sciences at a prestigious think tank in Taiwan, thinks it may be due to the enormous amount of stress Taipei 101 exerts on the ground below it. Taipei 101 weighs about 700,000 tons, but whether or not that is enough of a burden to actually strain the earth's outer crust is up for debate. Cheng-horng is the first to admit that scientific evidence showing a correlation is scant at best. But with record-breaking skyscrapers being built at a quickening pace (Samsung's Burj Tower in Dubai is planned to reach a staggering 2,625 feet), he argues that further research into the matter is critical.

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ソウルから香港へ

ソウルを早朝に出て香港へ。仁川空港へのバスは市内を出るのに時間がかかるが高速道路に乗ってからは空港まで30分足らずだろうか、その間、熟睡というか爆睡した。5時前に起き出して仕事をしていたので睡魔の力十分。キャセイのラウンジはブロードバンドの接続可能、これならもっと早くホテルを出て早くついた方が良かった。メールが何件か入っているが返信する時間がない。一件だけ出そうと思っていたメールを出して搭乗。機内でも最後50分程度眠ったが、あとは新聞に目を通すほかは仕事の続き。

香港に到着。エアポートエクスプレスに乗る。キップ売り場に行かずともimmigrationを出たところに売り場が出来ていて親切に対応される。これは便利。領収書を簡単にもらうことが出来た。動き始めても車内はほとんど揺れない。新幹線のこだま号という雰囲気。書類を拡げるのは無理だが、この日誌を書くことができた。(2005年12月2日午後2時40分記)

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